民主党の松野頼久元官房副長官らが、地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と11日に会談し、維新との合流を検討していることについて、同席した石関貴史衆院議員(群馬2区)とみんなの党の上野宏史参院議員(比例)は13日、読売新聞の取材に「道州制の勉強会に出席しただけだ」と説明した。石関氏はこれまでも第3極との連携の可能性に言及しており、次期衆院選に向けて、県政界に地殻変動が起きるとの見方が強まっている。 橋下氏との会談は11日に大阪市内のホテルで行われ、松野氏と両氏、自民党の松浪健太衆院議員、みんなの党の小熊慎司参院議員の国会議員5人が参加し、維新幹事長の松井一郎・大阪府知事も同席した。維新が、次期衆院選に向けて、政党要件である「国会議員5人以上の確保」を模索しているため、維新側の新党結成の準備と見られている。 ただ、両氏とも会合の趣旨について、「超党派で開いている道州制の勉強会。大阪都構想