ドイツ北東部ロストックで並ぶスウェーデンへ向かう移民(2015年11月12日撮影)。(c)AFP/DPA/BERND WUESTNECK 【2月25日 AFP】スウェーデンの少数左派政権を率いるステファン・ロベーン(Stefan Lofven)首相は24日、ここ数年受け入れてきた難民も含め現在国内にいる失業者にもっと雇用を提供するために、労働目的の移住を抑制する方針を打ち出した。 ロベーン首相は首都ストックホルム(Stockholm)で記者団に対し「教育をほとんど、あるいは全く受けていなくてもできる仕事はまず、すでにわが国の中にいる失業者で補充するようになる」と述べた。 スウェーデンは昨年、欧州連合(EU)圏外から来た1万2000人以上に労働許可を与えた。この中には単純労働者約4000人が含まれる。ロベーン首相は「難民として到着した人々の中に、皿洗いやレストラン従業員といった仕事をできる人