北九州市の病院で入院患者3人が抗生物質のほとんど効かない「CRE」と呼ばれる耐性菌に感染しているのが確認され、その後、死亡したことについて、11日に病院が会見を開き、このうち2人は短期間のうちに感染が確認されたことなどから、院内感染の可能性があるという考えを示しました。 東筑病院の早川知宏院長は11日に記者会見し、このうち80代の2人はCREが原因で死亡した可能性が高いと明らかにしました。この2人については、先月の1週間のうちに相次いで感染が確認されたことなどから、院内感染の可能性があるという考えを示したうえで、「看護師のアルコール消毒による手洗いが不十分だった可能性がある」と明らかにしました。 早川院長は会見で、「患者と家族にご迷惑をおかけしました」と陳謝したうえで、看護師の手洗いや消毒を徹底したり、今後、入院する患者に対し、CREに感染していないか検査したりするなどして感染防止を図ると
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