2025年に開催される「大阪・関西万博」。半世紀の時を超えて2度目の万博が開催される大阪では、展示に向けたさまざまな技術の開発が進められています。 そのひとつが、前回、1970年の万博で大きな話題になった「人間洗濯機」を、ふたたび開発し展示しようという計画です。 “令和の人間洗濯機”の目標は、体の汚れだけでなく、心の疲れも洗い流すことだとか。いったい、どんなものになるのでしょうか。 少年時代の“ウソやろ”が開発の原点 2025年の大阪・関西万博の「大阪パビリオン」に出展すべく試作が進められている「人間洗濯機」。 開発しているのは、小さな泡の研究と、その技術を使った製品開発を行ってきた、大阪の会社です。 この会社の青山恭明会長が「人間洗濯機」を作るきっかけになったのは、1970年の大阪万博で展示された、元祖の「人間洗濯機」を見たことでした。
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