トルコ議会で演説するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2022年10月1日撮影、資料写真)。(c)Adem ALTAN / AFP 【10月2日 AFP】トルコは1日、ロシアによるウクライナ東・南部4州の併合は国際法の「重大違反」に当たると非難し、紛争終結のための交渉を呼び掛けた。 トルコ外務省は声明で、同国は2014年のロシアによるクリミア(Crimea)半島併合と同様、9月30日にロシアが宣言した4州の併合も認めないと表明した。 同省は「トルコは2014年の不当な住民投票によるクリミア併合を認めておらず、いかなる場合もウクライナの領土保全、独立、主権を強力に支持してきた」と強調。4州についても、「国際法が定める原則の重大な違反に相当する」と明言した。 さらに「この紛争は深刻さの度合いを増しているが、交渉を通じての公正な和平実現によって終結させることを重ねて支持する」と述べた。 ロシ