南海電気鉄道は6日、列車の自動運転の実証実験を和歌山港線で8月29日から始めたと発表した。和歌山市駅―和歌山港駅間の2.8キロメートルを客を乗せずに走行し、システムの安全性のほか加減速や停車の精度を確認する。先頭車両に緊急停止操作などを担う係員を乗せる「GoA(Grade of Automation)2.5」の自動運転レベルを目指す。GoAは0〜4に2.5を加えた6段階で示される。2.5は、運
家電量販店大手のヨドバシホールディングスなどは、札幌市中心部で建設予定の高層ビルで、高級ホテルの誘致を断念する。資材価格や人件費の高騰が一因で、ビルの規模を縮小し建設費を圧縮する。計画修正を急ぎ、2024年夏の着工を目指す。ホテル誘致を断念したのは2009年に閉店した西武札幌店跡地を含む、札幌駅にほど近い「北4西3」地区で進む再開発プロジェクトだ。高級ホテルやオフィス、商業施設、駐車場を備えた
ペルー首都リマ・ミラフローレス地区にある「ワカ・プクヤーナ」遺跡(2023年9月5日撮影)。(c)Cris BOURONCLE / AFP 【9月6日 AFP】ペルーの首都リマの住宅地にある遺跡で5日、インカ(Inca)帝国以前のイクスマ(Ychsma、イチマなどとも)文化に属するミイラが発掘された。 発見されたのは、ミラフローレス(Miraflores)地区にある宗教的建造物「ワカ・プクヤーナ(Huaca Pucllana)」遺跡の浅く掘られた墓。 イクスマ文化は1100年ごろに形成され、1450年ごろまで自治権を有していたが、その後、現在ペルー中部の海岸線に拠点があったとされるインカ帝国に吸収された。(c)AFP
全米オープンテニス、男子シングルス4回戦。勝利を喜ぶアレクサンダー・ズベレフ(2023年9月5日撮影)。(c)COREY SIPKIN / AFP 【9月6日 AFP】4日に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)の男子シングルス4回戦で、試合中にナチス・ドイツ(Nazi)時代の国歌のフレーズを叫んだ観客の男が退場させられる出来事があった。 ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と対戦したドイツのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)が、第4セットのサービスゲームで、「世界で最も有名なヒトラー(Adolf Hitler)のフレーズ」が客席から聞こえたと主審に抗議。問題の言葉を発したとされる男は特定され、退場を命じられた。 ズベレフは試合後、男はナチス時代の国歌の出だしの「Deutschland
クラスター弾連合のデータを基に、クラスター弾による攻撃と不発弾による死傷者を示した図。黄色はウクライナ、緑色はシリア。データが不完全なため、実数はさらに多い可能性が高い(2023年9月4日作成)。(c)Sabrina BLANCHARD / AFP 【9月6日 AFP】クラスター弾の廃絶に取り組む非政府組織(NGO)の連合体「クラスター弾連合(CMC)」は5日、ウクライナで昨年1年間にクラスター弾で916人が死傷したとする最新の年次報告書を公表した。世界では2010年の統計開始以降最多となる1172人が死傷した。 報告書は、ロシア軍が昨年2月にウクライナに侵攻して以降、新旧のクラスター弾を「大量に」使用しており、ウクライナ軍も「ロシアほどではないが」クラスター弾を使用していると指摘している。 ウクライナではこの数年、クラスター弾による死傷者は確認されていなかった。昨年同国で確認された死傷者
温帯低気圧によって引き起こされた洪水の被災地となったブラジル南部リオグランデドスル州ムチュム(2023年9月5日撮影)。(c)Mateus BRUXEL / AGENCIA RBS / AFP 【9月6日 AFP】ブラジル南部でこのほど、温帯低気圧によって引き起こされた洪水で少なくとも21人が死亡した。当局が5日、明らかにした。7日から雨脚が再び強まる見通しで、さらなる被害が懸念されている。 リオグランデドスル(Rio Grande do Sul)州のエドゥアルド・レイテ(Eduardo Leite)知事は記者会見で、人口5000人の小さな町ムチュムで新たに15人の死亡が確認され、これまでの犠牲者は計21人になったと語った。 ムチュムのマテウス・トロージャン町長は地元ラジオに対し、「行方不明者がおり、死者はさらに増える可能性がある」と話した。 同州当局者によると、風雨は4日以降、勢いを増し
ロシア・ベルゴロド州のビャチェスラフ・グラトコフ知事(2023年6月2日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【9月6日 AFP】ウクライナに接するロシア西部ベルゴロド(Belgorod)州の国境の村が5日、ウクライナ軍の砲撃を受け、民間人1人が死亡した。ビャチェスラフ・グラトコフ(Vyacheslav Gladkov)知事が明らかにした。 グラトコフ氏は「グライボロン(Grayvoron)地区のコジンカ(Kozinka)村が繰り返し砲撃を受け、同村に住む民間人1人が死亡した」と述べた。 犠牲者は、救急車の到着前に現場で死亡が確認された。別の女性1人も砲弾の破片で太ももを負傷して入院した。 グライボロン地区は今春、ウクライナからの反ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)派のロシア人義勇軍部隊の越境攻撃を受けた。ロシア側は「対テロ作戦」を実施し、ヘリコプターや
米オクラホマ州エルレノのエルレノ連邦矯正施設(2015年7月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAUL LOEB 【9月6日 AFP】米国で1975年に起きたレイプ事件の犯人とされていた黒人男性に対する有罪判決がDNA鑑定の結果、覆った。検察が5日、明らかにした。DNA鑑定を通じての雪冤(せつえん)としては、米国史上最も長い年月を要した事案となった。 無罪を勝ち取ったのはレナード・マックさん(72)。ニューヨーク州グリーンバーグ(Greenburgh)で75年、学校から帰宅途中の10代の少女をレイプしたとして逮捕された。その後有罪判決を受け、7年半服役した。 しかし、ウェストチェスター(Westchester)郡検察によると、冤罪(えんざい)被害者の救済団体「イノセンス・プロジェクト(Innocence Project)」の働き掛けを受けてDNA鑑定を行ったところ、マックさんは犯人では
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領。首都ミンスクで(2023年7月6日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【9月6日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は4日、在外公館に対し、パスポート(旅券)の発給を停止するよう命じる布告を出した。国外に逃れている反政権派は旅券の更新ができなくなり、帰国すれば訴追されるリスクに直面することになる。 布告は、旅券の新規申請や更新に際しての受領場所について、ベラルーシ国内の「最終居住地の管轄事務所」に限ると規定している。これまで国外在住のベラルーシ市民は、滞在国のベラルーシ公館で旅券を受け取れていた。 ベラルーシでは2020年、ルカシェンコ大統領が反政権派を徹底的に弾圧。それを受け多数の市民が国外に逃れた。 そうした人々がパスポートを更新できなくなれば、不法
西欧の中世都市においては、都市の成立・発展に大きく寄与した大商人(遠隔地商人)によって組織された商人ギルド(英:guild Merchant、独:Zunft)が、市参事会を通じた市政運営を独占していた。しかし、商人ギルドによる市政独占に反発した手工業者たちは職業別の手工業ギルド(同職ギルド、英:craft guild、独:Zunft)を結成し、商人ギルドに対抗して市政参加を要求した。この両集団の闘争はツンフト闘争とも称され、闘争を通じて手工業者にも市政参加の道が開かれることになった。 中世都市には徒弟制度と称される厳格な身分制度が存在し、その頂点に立つ親方は職人・徒弟を指導して労働に従事させた[1]。ギルドに参加できるものは親方資格をもつものに限られていた。教会と密接なかかわりがあり、集団ごとに守護聖人をもち、その祝日などに会合を行うのが普通であった。 製品の品質・規格・価格などは厳しくギ
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