熊本県警は10日、教え子に抱きついたとして、強制わいせつ容疑で熊本市東区、元学習塾講師太田敬一容疑者(42)を逮捕した。 逮捕容疑は2月1日午前10時半ごろ、勤務先だった熊本市中央区の塾で、個別指導していた中学の女子生徒を背後から抱きしめるなど、わいせつな行為をした疑い。 熊本東署によると、太田容疑者は「魔が差した」と供述している。女子生徒から話を聞いた保護者が熊本東署に被害届を出した。ほかの生徒への被害は確認されていないという。(共同)
インドの首都ニューデリーで2012年に起きた集団レイプ事件で、死刑判決を受けた男のインタビューを収録した英BBCテレビのドキュメンタリー番組について、インドの裁判所は3日、放映禁止を命じた。警察が4日、明らかにした。 男はインタビューで「(一般に)レイプは被害者の女性に責任がある」と主張。発言が被害者への侮辱に当たるとして、警察が放映差し止めを求めていた。 PTI通信などによると、インタビューは英国の女性映像作家が13年にインド内務省の許可を得て拘置所で行い、その後、BBCに映像を売却。男は12年の事件を「事故」と表現、女性が抵抗しなければ殺害されなかったとも語っていた。 番組は「国際女性の日」の今月8日に英国やインドなどで放映される予定だったが、内容の一部が3日に報じられた後、インドでは批判が噴出。映像作家は「番組の焦点はレイプ犯の心理と性差別だ」と意義を強調していた。 インタビューを受
大阪市は27日までに、大阪人権博物館(通称リバティおおさか)に対し、浪速区の市有地(約7000平方メートル)に立つ博物館を取り壊し、3月末までに立ち退くよう求めた。26日付で文書を送った。 橋下徹市長が昨年10月、1985年の開館以来無償貸与していた市有地の賃料を求める意向を示し、交渉を進めたが折り合えなかった。 市によると、橋下市長の意向を受けて昨年11月、賃料支払いを定めた10年間の事業用定期借地契約を結ぶよう要求。賃料は年間2700万円程度と試算した。 しかし、博物館はことし1月「財源がない」として無償貸与の継続か、数百万円程度までの減額を要求。市は支払う意思がないと判断した。 同館は被差別部落や在日韓国・朝鮮人のほか、アイヌ民族、沖縄、薬害エイズ、ハンセン病、水俣病など、近現代のさまざまな人権問題を扱っている。朝治武館長は「対応を今後協議する」と話している。(共同)
プロ野球の広島東洋カープ(広島市)が、ファン向けに販売するグッズのメーカーに消費税増税分を仕入れ価格に上乗せしないよう要請し、差額分計約510万円を支払っていなかったため、公正取引委員会は26日、消費税転嫁法違反(買いたたき)に当たるとして、再発防止措置を取るよう勧告した。 公取委によると、昨年4~12月、東京都や広島県など5都府県のメーカー計34業者から、ユニホーム、Tシャツなどのグッズ計約400種類を仕入れた際、増税分を反映していなかった。 カープ側はグッズを納入する13都府県の計100業者に価格を据え置くよう要請し、うち34社が応じていた。 カープは公取委の指摘後、本来の上乗せ分計約510万円を支払った。(共同)
人気アイドルグループAKB48のメンバーで京都府出身の横山由依(22)が府南部の山城地域をPRする「京都やましろ観光大使」に選ばれ24日、京都府宇治市の世界遺産・平等院で就任式が開かれた。 桜色の生地に色とりどりの花びらをちりばめたあでやかな京友禅の着物姿で登場した横山は、鳳凰堂をバックに山田啓二府知事から委嘱状と記念プレートを手渡された。 「生まれ育った地元の魅力を、全国や世界中の多くの人々に伝えていきたい」と横山。山田知事は「茶摘み娘姿で宇治茶をアピールするなどしていただきたい」と期待を込めた。(共同)
熊本県は23日、昨年のプロ野球でソフトバンクを3年ぶりの日本一に導いた氷川町(旧宮原町)出身の秋山幸二前監督(52)に県民栄誉賞を授与した。秋山さんは「一生懸命やってきた積み重ねが評価された。今後は外から野球界をますます発展させたい」と喜びを語った。 蒲島郁夫知事は県庁で開かれた式典で、表彰状や、県のPRキャラクター「くまモン」がバットを構えたデザインの置物を贈呈。「野球界の大スターとして、日本中に勇気と感動を与えてくれた」とたたえた。記念の植樹式には、ソフトバンクのユニホームを着たくまモンもお祝いに駆け付けた。 秋山さんは、1981年に県立八代高からプロ入りし、西武とダイエー(現ソフトバンク)で活躍した。2009年にソフトバンク監督に就任、昨年10月、監督として2度目の日本シリーズ制覇を達成し、退任した。(共同)
Jリーグは17日のJ1、J2合同実行委員会で、ホームゲームの入場実績でクラブへの配分金の額を決める案を議論したが、まとまらなかった。総入場者数や前年からの入場者伸び率、収容率などに応じて配分割合を見直す提案に、一部クラブから強い反対があった。 リーグは昨年末、横並びだった配分方式について成果によって傾斜を強める方針を固めた。人気と実力を兼ね、活性化の核となるクラブを育成する狙いだが、格差拡大を懸念する声もある。委員会ではプレシーズンの新設大会「スカパー! ニューイヤー・カップ」の報告や新規実行委員の紹介もあった。(共同)
日本ハム・大谷翔平投手(20)が10日、午前9時前から約2時間の“自主練習”を行った。チームの沖縄・名護キャンプは同日、2度目の休日を迎えたが、同投手は前回5日に引き続き意欲の返上となった。 名護市営球場に隣接する室内練習場に姿をみせた同投手は、浦野と軽いキャッチボール。さらに2年目の渡辺をまじえマシン打撃で汗を流し、最後は砂浜ランニングで締めた。 休日明けの11日は阪神との練習試合(同球場)。「首脳陣からはまだ何もいわれてません」という同投手だが、『投手・大谷』(9日の紅白戦に登板)から“中1日”での『打者・大谷』に備えた格好だ。 キャンプ日程へ
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督に関し、八百長疑惑が持ち上がっていると昨年9月、日本で真っ先に報じたのはサンケイスポーツだった。スペインなどのメディアが伝えたのをキャッチしたもので、クラブに対して疑いがかかり「監督自身に調査が及ぶかは不明」という内容だった。正直に明かすと、このときはまだ、アギーレ監督の解任に発展する事態とは思っていなかった。 しかし、指揮官や選手に金銭の授受が判明し、スペインの検察庁が告発したことで、「このまま指揮を任せてはいけない」という考えは強くなる。「捜査」という密室性の高い事象であることに加え、遠く離れた欧州での疑惑。限られた情報の中、取材を進めるのは容易ではなかった。 記者の中には当初、「黒ではなく疑惑の段階では、日本サッカー協会が解任に踏み切らないのもやむを得ない」と考える者もいた。それでも取材を重ねるうちに、「休養という形でもいいから、このままずるず
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任発表から一夜明けた4日、後任候補に挙がっている元ブラジル代表MFのレオナルド氏(45)が、日本サッカー協会に「売り込み」を行っていたことが分かった。日本協会が後任監督の選定作業を本格化させる中、世界中から“ラブコール”が寄せられている。 アギーレ監督の解任という激震から一夜。日本協会がリストアップする後任候補の1人から、熱烈な“ラブコール”が届いていたことが明らかになった。 「監督就任の話をいただければ、喜んで聞くつもりです」 関係者を通じて日本協会幹部にそう伝えたのは、元ブラジル代表のレオナルド氏だ。アギーレ氏に八百長疑惑が持ち上がり、監督続投が難しくなったことを知ると後任に名乗りを上げ、日本協会もレオナルド氏をリストアップしたとみられる。 【続きを読む】
ももいろクローバーZの妹分の女性グループ、3B junior(スリー・ビー・ジュニア)のメンバー、Aさん(12)が、BS朝日のバラエティー番組の収録中に意識を失い、救急搬送されていたことが4日、分かった。番組を制作したテレビ朝日が発表した。関係者によると、女性は一時意識不明の重体に陥ったという。 同局や関係者によると、事故が起こったのは1月28日夕、東京都内の同局本社内にあるスタジオで、「3B juniorの星くず商事」(土曜深夜3・0)の収録中。番組は、メンバーが個々のスキルアップを目指してさまざまなことに挑戦する番組で、この日は、5人1組でヘリウムガスが入った、声を変える市販のパーティーグッズを使ったゲームを行っていたが、Aさんは突然、倒れたという。意識を失っていたため、すぐに救急車で病院に搬送され、緊急の手当を受けたが、関係者によると、意識不明の重体となったという。 Aさんはその後、
TOKIOの城島茂(44)と国分太一(40)が28日、東京都内で行われた福島オリジナル米「天のつぶ」CM発表会に出席した。 日本テレビ系バラエティー「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・0)内で2000年からスタートした企画「DASH村」のロケ地、福島・浪江町でさまざまな農作物を作ってきたTOKIO。11年の東日本大震災以降の復興活動などに対して、内堀雅雄福島県知事(50)から礼状を贈呈された。 城島は「感無量です。まさか礼状をいだけるとは。福島は第2のふるさとです」と感激。CMキャラクターを務める国分は「今も風評被害があることに、僕は疑問がある。『天のつぶ』は甘くておいしい。みなさんに食べてもらいたい」と呼びかけた。
西武・岸孝之投手(30)が吉本興業とマネージメント契約を結ぶことが22日に発表された。もちろんクールな岸が、お笑い番組に出るわけでも、新喜劇の舞台に上がるわけでもない。西武時代から兄貴分として慕っている、同社社員の石井一久氏がスカウトしたもので、アスリートとしての岸を、吉本がサポートするということだ。しかし私が第一報を聞いた瞬間に浮かんだのは「岸はメジャーに行くんだな」だった。 というのも吉本所属の選手は、ほぼ全員がメジャーに移籍しているからだ。オリックスからエンゼルスに金銭トレードで移籍した長谷川滋利を先駆けに、ヤクルトからはドジャース入りした石井一久と、ホワイトソックス入りした高津臣吾(ヤクルト投手コーチ)。ブルワーズ入りした青木宣親(今年からジャイアンツ)。ポスティングでの移籍を訴え、1月下旬までモメていた石井弘寿(ヤクルト2軍投手コーチ)も所属していた。また横浜からドジャースの斎藤
フランス公共ラジオは1日、著書「21世紀の資本」が世界的なベストセラーとなった同国の経済学者トマ・ピケティ氏が、フランス政府によるレジオン・ドヌール勲章の受章を拒否する考えを示したと報じた。 ピケティ氏は「誰が名誉に値するか決めることは政府の役目とは思わない。政府は経済成長を回復させることに専心すべきだ」と述べたという。 フランス政府は1日の官報で、ピケティ氏に対し同勲章の5等、シュバリエ章を授与することを発表。今回はほかに、昨年のノーベル経済学賞を受賞した同国の経済学者ジャン・ティロール氏らが勲章授与の対象となっている。 ピケティ氏の「21世紀の資本」は、膨大なデータを用いて資本主義社会における格差拡大の仕組みを論じた。英訳により米欧で注目を浴び「21世紀のマルクス」などと評された。日本語訳も出版されている。(共同)
プロ野球巨人のコーチ人事に不当な介入があったと記者会見で批判し、球団代表を解任された清武英利氏(64)と巨人側が互いに損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(大竹昭彦裁判長)は18日、清武氏に計160万円の賠償を命じる判決を言い渡した。 代表だった清武氏が2011年11月に記者会見を開き、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長(88)がコーチ人事に不当に介入したと批判したことがきっかけで訴訟合戦となった。巨人側はこの会見の直後に「取締役として不適格だ」として清武氏を解任した。 訴訟で巨人側は「独断で虚偽の事実を公表した上、重大な守秘義務にも違反した」として1億円の損害賠償を求め、清武氏側は「不当な解任だ」として、巨人側と渡辺会長に約6000万円の賠償などを求め反訴していた。 今年6月の口頭弁論では渡辺氏と清武氏の証人尋問があり、コーチ人事権について「僕の承認が必要だ」とする渡辺氏に、清武氏
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