2月27日に40歳で亡くなった後藤浩輝騎手の通夜が2日、茨城県内の斎場でしめやかに営まれた。蛯名ら美浦所属の多くの騎手に加え、栗東所属の武豊、岩田、福永ら約160人が参列。喪主を務めた麻利絵夫人が「何より人を楽しませることが好きだった。後藤浩輝の笑顔を忘れないでください」と涙ながらにあいさつすると、参列者からすすり泣きが漏れた。また、ファンを含めた「お別れ会」が後日、都内で開かれることになった。 【写真】1日の中山9R富里特別で、後藤騎手の乗り代わりでダイワレジェンドに騎乗、レースを制した三浦は腰の喪章を握りしめる 師匠である伊藤正徳師は「密葬という形ながらこれだけの人が集まってくれたのは、浩輝の人柄とやってきたことが皆さんの心の中に残っていたということでしょう」と話す一方で「丸刈りで入ってきたころから知っているのに、俺より先に逝くなんて」とやり切れない表情も見せた。同師はお別れ会につい