タグ

ブックマーク / daiviet.blog55.fc2.com (3)

  • ダオ・チーランのブログ・パシフィック 用語の暗記と理論の暗記(再編集済み)

    土曜日の歴教研での『市民のための世界史』についての議論の中で、用語を減らすはわかるが代わりに概念・理論用語の暗記が増えることになるのではないか、という疑問が提起された。一部重なる問題として、これまでの論述式の入試の出題について、因果関係などの説明を用語の代わりに暗記させることになるだけだという批判を聞いたこともある。 1.われわれは用語・事項の暗記を全否定しているか。 そんなことはない。化学の勉強で元素の名前は暗記するものだろう。炭素をなぜ炭素と呼ぶか、酸素をなぜ酸素と呼ぶかまで「理解」する必要はなかろう。生物でも似たことがあるだろう。だが化学や生物で、化合物や生物の名前をものすごく大量に覚えていたら学力が高いというだろうか。現在の歴史教育は、化学反応の式とパターン、生命現象の構造とパターンなどを抜きにして、ひたすら化合物や生物の名前を覚えさせる、小川幸司先生のいう「素朴な分類学」に陥って

    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/10/24
    うーむ
  • ダオ・チーランのブログ・パシフィック 人文学を守る方法

    国立大学の人文系や教育系を整理しろとか、G型とL型(や特殊分野の単科大学)などに国立大学を分けろ、など「単細胞な実学主義」にもとづく政策が--日の丸君が代義務づけなどと抱き合わせで--強行されようとしている。しかしそれに対する人文学の側からの反論は、19世紀的教養主義や高度成長時代の右肩上がりの発想を捨てきれない、旧態依然としたものであるケースも少なくないように見える。ちなみに私がそういう批判を繰り返してきた背景には、「世界を論ずる際に東南アジアをシステマティックに無視してきた」(欄で再三紹介しているミシガン大学のVictor Lieberman教授の言葉)歴史学界を含め、これまで学ぶに足る人文的教養の対象を東南アジア(やアフリカ)にほとんど見出してこなかった人文学への反発がある。 で、大阪という場所で、私のようにある種の古き良き教養には縁のない人間が考えると、以下のような発想や主張が必

    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/06/21
    うーむ
  • ダオ・チーランのブログ・パシフィック 日本史と世界史の溝(日本史教員必読)

    私も前から問題にしている、日史の概説や資料集における日町や朱印船関連の地図に間違いが多いという問題を、蓮田隆志氏が詳しく書いてくれた。日史の先生や教科書・資料集の編集者は必読である。 電子版は以下で読めるとのこと。 https://niigata-u.academia.edu/TakashiHasuda?hc_location=ufi いつもの悪口で言えば、これらの図の何重にも絡み合った間違いは、日史の研究者や出版社が東南アジアとの関係について、たっぷり70年遅れていることを象徴する(中国史も全般にはそれよりちょっとましという程度)。 東南アジアなんかどうでもいいと言うなら仕方がない。 そうでなければ、こういう問題については最低限東南アジア史専門家に校閲を依頼すべきである。 しかしそうすると、日には信用できる東南アジア史の専門家がすごく少なくて(史学系の専攻に教員がほとんどいない

    ダオ・チーランのブログ・パシフィック 日本史と世界史の溝(日本史教員必読)
    daybeforeyesterday
    daybeforeyesterday 2015/04/20
    うーむ
  • 1