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ブックマーク / www.geekpage.jp (83)

  • 4月中にAPNICのIPv4アドレス在庫が枯渇しそう:Geekなぺーじ

    中国への割り振りが非常に多いのがわかります。 「何でバンバン割り振るの?」に関して IPv4アドレスの在庫が急激に減少する状況下で「APNICがバンバン割り振りをしてしまっている」という批判もチラホラ目にしますが、個人的には色々と難しい面もある気がしています。 それは、APNIC(日の場合はJPNICを通してですが)が判断できる範囲が限られているためです。 事業者側が「私はこういったビジネスプランを持っており、これだけのIPv4アドレスが必要です」と言った時に、必要なIPv4アドレス数に関しての試算そのものが破綻しているわけではなければ「あなたのビジネスプランは成功するとは思えません」とAPNIC側が言えるわけではないためです。 APNICはビジネスが成功するかどうかを判断する組織ではないので、IPv4アドレスの申請そのものに不備がなければ受け入れるしかなさそうです。 巨大な組織であれば

  • Geekなぺーじ : IPv4枯渇〜これからのインターネットの変化とデータセンター〜@HOSTING-PRO

    秋葉原で行われたHOSTING-PRO 2011で、日データセンター協会 IPv4アドレス枯渇WG chairの仲西亮子氏によって「IPv4枯渇~これからのインターネットの変化とデータセンター~」という発表が行われました。 内容は、IPv4アドレス枯渇、IPv6対応、IPv4/IPv6変換の必要性、これからのインターネットの変化、というものでした。 最初に、IPv4アドレスのIANAプール枯渇までの流れの解説や、アドレス配分の仕組み、などのおさらいがありました。 APNIC/JPNICにおける「枯渇」とは何か? 次に解説されたのが、APNIC/JPNICにおける「枯渇」の定義です(JPNICはAPNICと在庫を共有しているので、APNIC/JPNICと表現されています)。 IANAプールの「枯渇」の定義は、全ての/8ブロックがRIRへと割り振りされて、IPアドレスの中央在庫がゼロになるこ

  • Geekなぺーじ : 世界のWebトラフィック3割を配信するAkamaiの創設者Tom Leighton博士インタビュー

    2月17日に赤坂で、Akamai Technologies社の創設者であり、MIT教授でもあるTom Leighton 博士によるプレス発表会が開催されました。 そこで発表された内容のうち、個人的に興味を持ったのは以下の項目です。 IPv6サービスに関して Ericsson 社との提携によるモバイル網への進出について DDoS 等による攻撃トラフィックに対処するためのコンサルティングと、それらの不正トラフィックによって発生したトラフィックに対して課金を行わない保険サービスの紹介 Leighton博士へのインタビュー さらに翌18日、Leighton博士への単独インタビューに伺いました。 主に前日の発表内容に関連した質問を行いましたが、それ以外にも幾つか興味があったことを聞いてみました。 以下、インタビューの内容です。 基的にテープ起こしに近い状態ですが、Tom Leighton教授が英語

  • Geekなぺーじ : IPv4アドレス枯渇。その意味と恐らくこれから起きること

    今のインターネットはIPバージョン4で動作していますが、そのIPv4で各機器を識別するためのIPv4アドレスが遂に事実上枯渇しました(参考)。 長年「枯渇する」と言われ続けていましたが、それが遂に現実の物となりました。 ここでは、IPv4アドレス枯渇とは何かと、それによって何が起きるのかを紹介します。 IPv4アドレス枯渇に関して、アナログ放送の停波と地デジへの移行や、原油枯渇と似たようなものであるような認識が多く見られますが、個人的にはIPv4アドレス枯渇後のIPv4アドレスのアナロジー(類比)としては相撲の親方株の方が近い気がしています。 まず、アナログ放送の停波と地デジへの移行ですが、アナログ放送は2011年7月に一斉に停止します。 しかし、IPv4アドレスの場合は、ある日突然IPv4が使えなくなるわけではなく、今まで使っているIPv4アドレスはそのまま使い続けられるという意味でアナ

  • Geekなぺーじ : IPv4とIPv6の違い

    ここでは、プロトコルに起因するIPv4とIPv6の違いを扱っています。 デュアルスタック環境に伴う問題点などは今回は範疇外です。 IPv4のアドレスは32ビット、IPv6のアドレスは128ビットである点が最も大きな違いです。 ただし、IPv6のアドレスのうち上位64ビットがネットワークアドレスとして利用されるため、実際には「128ビットという無限のアドレス」というのは運用上は事実ではなく、インターネットの43億倍の数倍(ネットワーク数なので正確には言いにくいため)ぐらいです。 IPv4では「198.51.100.254」のような表記ですが、IPv6では「2001:db8:aaaa:bbbb:cccc:dddd:eeee:1」のように「:」で区切る表記になります。 「::1」のように、ゼロを省略することも可能です。 IPv4では通信の種類は、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストの3

  • エジプトがインターネットから抜けた?:Geekなぺーじ

    エジプトのインターネットの88%が接続不能となっているようです。 世界中のルーティングテーブルからエジプト国内ネットワークが消えているという報告記事がBGPmonに掲載されています。 BGPmon.net: Internet in Egypt offline FacebookやTwitterなどがブロックされるだけではなく、エジプト国内ISPへのインターネット的な接続性そのものが今は遮断されてしまい「インターネットから抜けた」状態になってしまっているようです。 BGPのフルルート情報を見ると、以下のように、28日になってから2576プレフィックス/26ASがインターネットから消えています。 日付ネットワークプレフィックス数AS番号数

  • Web管理者に著作権侵害監視が義務化?:Geekなぺーじ

    ネット接続サービス事業者に海賊版を自動検出する技術の導入を義務付けすることを検討するための作業部会設置され、来月中間報告が発表されるようです。 まだ、詳細な資料を知らないので、以下の文章は単なる私の妄想ではありますが、これって結構影響範囲がデカイ気がします。 「ネット接続サービス事業者(プロバイダー)」という単語を見て「なんだISPだけなんだ」と思うかも知れませんが、プロバイダ責任制限法的な視点では「特定電気通信役務提供者」としてWebホスティング業者やWeb管理者も含まれます。 さらに、「特定電気通信役務提供者」が個人か法人かも問いません。 そのため、この作業部会の議論が下手な方向に行くと日国内でCGM(Consumer Generated Media)を運用するには海賊版対策が必須となる可能性もありそうだと思いました。 記事が非常に短いので全文転載になってしまいますが、以下が日経の記

  • Geekなぺーじ : Googleのネットワーク構成を調べてみた

    以下、図を作った方法、その他もうちょっと深い推測です。 なお、ここに書いている内容は、公開された情報から勝手に推測しているだけなので、正しくない可能性があります。 あらかじめご了承下さい。 AS番号を調べる まず、最初に「Google」という文字列が含まれるAS番号(ASN)を探しました。 Googleアメリカの会社なので、まずは何も考えずにARINのwhoisで「google」と打ち込んで結果を見ます。 何か色々出てきます。 Google Inc. (AS15169) GOOGLE 15169 Google Inc. (AS36039) GOOGLE 36039 Google Inc. (AS36040) GOOGLE 36040 Google Inc. (AS15169) GOOGLE 15169 Google Inc. (AS36039) GOOGLE 36039 Google I

  • Geekなぺーじ : 斬新なファイアウォール - Palo Alto Networks

    Palo Alto Networks社の方々に色々話を聞きに行く機会があったので、ユーザやアプリケーションを細かく識別するファイアウォールについて聞いてきました。 "It's time to fix the firewalls"と言っているぐらいで、結構面白い機器でした。 国単位で同様の技術を利用するとネット検閲になりますが、企業単位だと社員管理というジャンルになるんだなぁと思いました。 Palo Alto Networks社とは Palo Alto Networks社の標語は「It's time to fix the firewalls」です。 登場してから20年近く経過するファイアウォールが実は使いにくくて、全部を再設計して根的に作り直そうという思想で作られています。 Palo Alto Networksは、イスラエルCheck Point Software Technologies

  • Geekなぺーじ : みんなが知らずに使ってるAkamai

    Akamaiさんでのセミナーに参加してきました。 個人的にはAkamaiさんと言えば「あまり一般的には知られていないけど使っていない人はほぼいない」企業というイメージがあります。 あまりに内容が楽しかったので、セミナーで色々質問しまくって聞いてしまいました。 想像以上に色々凄いと思いました。 ブロガーのyasuyukiさんが企画し、Akamaiさんにお願いして実現したプライベートセミナーでした。 元々はyasuyukiさんがAkamaiさんのセミナーを聞いて「面白い」とtwitter上で囁きまくっていて、その後「プライベートなセミナーやったら来ますか?」とのオファーを頂きました。 昔からAkamaiさんのCDN技術には非常に興味があったので「是非お願いします」とお願いしました。 セミナー参加者募集はyasuyukiさんのブログとtwitter上で行われ、16人の参加者がいました(アカマイさ

  • 今のネットは多様性を殺すかも:Geekなぺーじ

    最近、「今のネット環境は多様性を殺しているのかも知れない」と思う事があります。 何か特定の表現をすると「ぐわーーー」っと批判的な人が発生して、集中的に誰かを批判する状況を目にする事が多いです。 そして、そのスクラムを恐れてネット上での発言内容に関しての多様性は抑制されるのかも知れません。 このような状況が生まれるのは「顔が見えない」というネットコミュニケーションの特徴が影響を与えているのかも知れないと考える事があります。 脱個人化作用と一体感 ネット上でのコミュニケーションでは、ある程度の匿名性や実名であったとしても「顔が見えない」ことによってリアルなコミュニケーションとは違ったコミュニケーションが形成されがちです。 例えば、目の前に大学教授や社長がいたとして「ちょwwww、自重しる」と目を見て言える人が何人いるでしょうか? 不思議な事に同様の行動をネット上で平気で行う人は非常に多く存在し

    dbfireball
    dbfireball 2009/05/11
    考え過ぎ。目立ってない人が多数なのが現在Webなわけで、目立ってない人たちによって多様性が担保されてる。アルファな方々の間だけでしょ、多様性が殺されたと感じてるのは。
  • Geekなぺーじ : 今朝、インターネットが壊れました

    今朝01時23時JST頃から1時間弱、インターネットが世界的に壊れていたようです。 ほどなくして収束していったようですが、ISP同士のBGP接続が切れて通信が出来ないという状況が局所的に発生していたようです。 3/11 (invalid or corrupt AS path) anyone else seeing very long AS paths? [janog:08731] long AS Path incident] JANOGメーリングリスト 世界中で影響があったようですが、国内では上流網の一部でBGPのpeerが切れて国際的な通信が不通になっていた瞬間があったようです。 ただし、繋がったり切れたりという箇所もあったようです。 「壊れた」原因 NANOGでの情報によると、以下のようなログがルータに残されていたようです。 255以上という異常に長いAS pathが原因のようです。

  • Webで情報を公開することは社会貢献になるか?:Geekなぺーじ

    あまり深い理由があるわけではないですが、ふと、「Web上で情報を公開する行為は社会貢献と言えるのだろうか?」という疑問が湧きました。 元々は「日の科学技術力を上昇させる方法」を書いた時の副産物として「論文出版社が自己の利益を確保しつつ論文を公開する行為は社会貢献と言えるのだろうか?」という疑問が元になっています。 色々考えましたが、結局結論は出ませんでした。 そして、考えれば考えるほど、そもそも社会貢献って何かがわからなくなってきました。 節電などの方法を情報としてまとめて、それを多くの人が見て行動したことによって二酸化炭素排出量が削減されたら、それは「社会貢献」と言えるのだろうか?(そもそも二酸化炭素は地球温暖化に影響を与えているのか等の議論は範疇外です) 募金する代わりに、自分の時間を使ってオープンソースソフトを作って公開することは社会貢献として広く一般に認められるのだろうか? 湘南

    dbfireball
    dbfireball 2008/10/20
    社会貢献、ってやってるうちは貢献してるのか、わかんないものもあるし。技術的なものは特にそうじゃないかなぁ。
  • 優秀なプログラマを雇う方法:Geekなぺーじ

    「A Guide to Hiring Programmers: The High Cost of Low Quality」という記事と、その記事への捕捉として後ほど投稿された「A follow up to "A Guide for Hiring Programmers"」という記事がありました。 プログラマの雇い方というタイトルではありましたが、内容はもう少し広いです。 一部著者の熱すぎる想いが加熱しているように見える部分や、アメリカ的事情に見える部分もありましたが、全体的に興味深い内容でした。 以下、2つまとめた要約です。 3番までが一つ目の記事で、4番以降が二つ目の記事要約です。 誤訳等が含まれている可能性があるので、是非原文をご覧下さい。 概要 Perlのコミュニティでプログラマを雇う事(特にPerl開発者)を話し合っていて、以下の点で知人達と合意ができた。 どのようなプログラミング

  • アプリキャストSDKが一般解放、5年後には「テレビ」という概念が変わるか?:Geekなぺーじ

    Sony Dealer Convention 2008に参加してきました。 イベント会場で様々なセッションが開催されていたのですが、その中で一番面白かったのがアプリキャストセッションでした。 アプリキャストのセッションでは、近日中にアプリキャストSDKが一般個人向けに公開されることが発表されていました。 「近日中」とは、かなり近い日程であり、遅くとも1ヶ月以内であるそうです。 今まで、法人向けには公開されていましたが、個人向けSDKはまだ公開されていませんでした。 個人向けSDKが公開され、それが評判になり、その他のテレビメーカも追随した仕組みを発表すれば、5年ぐらいでテレビという機器の概念がガラリと変わってしまいそうです。 少なくとも、私はテレビという固定概念を壊してしまうぐらいの威力がありそうだと感じました。 (ちょっと大げさかも知れませんが。。。) アプリキャストにできること アプリ

  • プログラマが席を離れる理由:Geekなぺーじ

    コーヒーを入手するため 眠気覚まし コンパイルしているから makeを走らせた cvs update中(svnその他もあり得る) 設計が思いつかないから アルゴリズムが思いつかないから 良い書き方が思いつかないから トイレ おやつの時間だから テストスクリプトが走っているから 現実逃避 部長が不穏な動きをしている 身の危険を感じた 席を離れたプログラマが帰ってこない理由 スペースの個数に関して議論していた タブがスペース何個かを議論していた クラス名や関数名を大文字で開始するか小文字で開始するかを議論していた 開発言語を何にするかの議論がまとまらなかった GPLやBSDライセンスに関する上司の理解が得られず、激しい議論をしていたから すれ違いざまにWordの使い方を聞かれたけど、どうしても問題が解決しなかったため 同僚のPCがブートしなくなったため タバコ部屋で開発会議が勃発したため 先輩

  • イノベーションに関する勘違い:Geekなぺーじ

    Google Tech Talksで「The Myths of Innovation」が公開されていました。 「The Myths of Innovation (和訳:イノベーションの神話)」というの著者による講演です。 イノベーションに関する勘違いや、イノベーションとは何かを説明しています。 非常に面白い内容でした。 以下、要約です。 誤訳などが含まれている可能性があるので、是非ビデオもご覧下さい。 1. 歴史 イノベーションと言う単語は好きではない イノベーションの意味は「初めて何かを行ったり紹介したりすること」 イノベーションは相対的なものだ 例えば、私が全く新しいアルゴリズムなどをここで紹介すれば、会場にいるみなさんからは私はイノベーターに見える。 今度、この会場にいた人が、それに関して別の場所で話せば、それを話した人がイノベーターに見える。 そして、同様のことが繰り返される。

  • 脳とコンピュータの違い:Geekなぺーじ

    「10 Important Differences Between Brains and Computers」という記事がありました。 脳はコンピュータに例えられることがあるが、実際には大きな違いがあるということでした。 元記事では、以下のような違いを述べていました(項目番号は原文と異なります)。 元記事では詳細な解説と参考文献が記載されています。 面白い記事だったので、是非原文をご覧下さい。 脳はアナログ、コンピュータはデジタル 脳は連想記憶装置を使う、コンピュータのメモリはバイト単位でのアドレス指定が必要 脳は大規模並列処理だが、コンピュータはモジュラ型かつ逐次処理 脳の処理速度は一定ではない、コンピュータにはシステムクロックがある 脳での短期記憶は長期記憶へのポインタを持つようであるが、RAMでの短期記憶はデータ自身を持つ 脳での短期記憶量の上限は一定ではない、RAMの記憶容量は一定

  • 日本人は有名になることが怖いのだろうか?(and パラダイス鎖国を読んで):Geekなぺーじ

    海部美知氏の「パラダイス鎖国」を献して頂いて読み終わったところで、海部氏が 「Tech Mom from Silicon Valley:有名税と有名益」 という記事を書かれているのを見ました。 その中で、以下のように書いています。 しかし、はもっと怖かった。 を書くと、こうした同質コミュニティの安心感からさらに一歩外に出ることになる。 新聞や雑誌などの紙メディアに広告や書評が載ったり、ブログに縁のない人も私のを読むだろう。 全く別の固定観念をもつ人が私の考えに憤ったり、的外れな方角から私を攻撃する人もいるかもしれない。 双方向でないので、反論もできないし、賛同者が援護射撃をしてくれることもない。 この感覚は非常に興味深いものでした。 私の感覚では、多くの人が全く逆の感覚を持っていると感じています。 を書いたり、新聞に自分の顔が掲載されたり、雑誌の取材を受けたりすることを名誉と思う

  • Geekなぺーじ:シリコンバレーの知られざる歴史

    「The Secret History of Silicon Valley」というビデオがありました。 Steve Blank氏が2007年12月18日にGoogle社内で行った講演でした。 Google TeckTalksとして講演内容が公開されています。 シリコンバレーの歴史に関しての講演です。 56分の講演です。 以下、要約です。 講演では、多くの写真やビデオが紹介されています。 誤訳などが含まれている可能性が高いので是非元ネタのビデオをご覧下さい。 私は歴史家ではない。 間違っている認識があるかもしれない。 話の多くは公開された文献から引用している。 シリコンバレーには4つの波があった。 Defense(防衛)、Integrated Circuits(集積回路)、Personal Computers(パソコン)、Internet(インターネット)。 シリコンバレーにいる全員が、その