阪神・四藤慶一郎球団社長は30日、甲子園球場で日本ハムからウエーバー公示されていたルイス・メンドーサ投手(33)の獲得に乗り出すことを認めた。 ウエーバー公示の締め切り日を迎え「申請しました。総合的に考えて、いろいろ検討した結果。戦力とか日程を考えて。きょう締め切りなので」と説明した。他球団でメンドーサに対する動きはないもよう。水面下で両者は移籍に合意しており、31日に獲得を発表、支配下登録になる流れだ。 通常の補強期限は7月いっぱいだが、選手が球団の了承を得て、新たな働き場所を探すためにウエーバー公示された場合は8月以降も移籍可能となっている。阪神はメッセンジャーの右足腓骨骨折を受けてから、水面下で2015年に10勝を挙げたメンドーサの調査を続けてきた。