「コーディング規約に従わないコードを検索する」では、あらかじめ用意したコーディング規約に沿って、既存のソースコードをチェックする方法について紹介しました。しかし、行えることはチェックを自動化するところまでです。リストアップされたエラー、警告項目を実際に修正するのは、やはり人間の手で行わなければに委ねなければならないことになってしまいます。 これはとても面倒なことです。こういった単純な作業は、できることならばツールに任せてしまいたいところです。そこで本稿では、Eclipseが標準で備える「コード・フォーマッター」の機能を紹介することにします。「コード・フォーマッター」では、あらかじめコーディングの規則を定めておくことで既存コードの一括整形が可能となります。 操作手順 (1)「コード・フォーマッター」の設定を行う メニューバーから[ウィンドウ]→[設定]を選択すると、「設定」ダイアログが開くの
![コーディング規約に従いコードを自動整形する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/726b23590b78447cb348afe5c4810190c06a17c9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F0310%2F21%2Fr20_fmt1.jpg)