歴史戦とやらの自滅の戦いをやっている。産経「国連日本人委員長を『即時解任せよ』慰安婦問題『不当見解』『国民運動』が外相宛に署名提出」がそれだ。 要は、国連女子差別撤廃委員会の委員長(林陽子)さんについて「日本政府のプロキシとしての自覚を持たないのはケシカラン」と怒っている。そういったものだ。 ■ 傀儡じゃなきゃ駄目だって 彼らの価値観は「日本人国連職員は日本政府のいいなりにならなけらばならない」のだろう。 さらにはそれを日本国内の論理で断罪できると考えているのが不思議なものだ。 [自称「慰安婦の真実国民運動」は]林氏について、次のように厳しく批判した。 《日本の国体や伝統・文化に敬意を払うことなく、いたずらに皇室を貶める》《国連委員会の分を超えた暴挙であり、断じて許されない》 《林委員長を国連に推薦した外務省に対し、林氏の即時リコールを強く求める》《国会に対しては事実の経過と責任を明らかに