加藤鮎子こども政策担当相が代表を務める資金管理団体が令和3年の政治資金収支報告書に、法の上限を超える250万円のパーティー券収入があったと記載していたことが15日、分かった。加藤氏は同日の記者会見で「本来寄付として処理すべきものを、パーティー券収入として処理した」と釈明し、収支報告書を修正する意向を示した。 政治資金規正法では、1回のパーティーにつき、同一の個人や団体から150万円を超える支払いを受けることを禁じている。 加藤氏の資金管理団体「加藤鮎子地域政策研究会」の令和3年分の政治資金収支報告書によると、同年10月1日に加藤氏の関連政治団体「鮎友会(ねんゆうかい)」から250万円を政治資金パーティーの対価として受け取っていた。政治資金規正法に違反する恐れがある。