仙台のスーパー「アサノ」。本誌読者ならば、NTTドコモのおサイフケータイ関連の記事で、その名を目にした人も多いはずだ。 アサノは仙南を中心に6店舗を展開する地域密着型のスーパーマーケットだが、2003年4月から電子マネー「Edy」を導入したことで注目を集めた。ドコモのおサイフケータイにもいち早く対応し、店舗で拡販するなど積極的に推進している(2004年6月16日の記事参照)。 地域経済・流通の重要な足下であるスーパーマーケットにとって、電子マネーやFeliCa携帯はどのようなメリットをもたらすのか。仙南の地を訪ね、アサノ代表取締役である浅野正一氏に単独インタビューを行った。 “平日リピーター”を守ることが第一義 インタビューの冒頭、浅野氏の口から出たのが、地方の小売業を取り巻く厳しい環境だ。 「地方の小売業、特に我々のような地域密着型スーパーでは、大規模店舗との価格競争、(地方の)人口減少
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