538 宇宙開発に関するdead_moon_risingのブックマーク (63)

  • 「はやぶさ」のカプセルから、多数の微粒子が見つかった

    「はやぶさ」のカプセルから、多数の微粒子が見つかった 【2010年10月8日 宇宙科学研究所(ISAS)】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」のサンプルコンテナの中から100個ほどの微粒子が見つかったと発表、微粒子をとらえた電子顕微鏡画像を公開した。 JAXA相模原キャンパス内に設置されたキュレーションセンター(試料の受入、処理、保管を行う施設)では、6月末から小惑星探査機「はやぶさ」のサンプルコンテナの開封、およびサンプルの採取作業が進められてきた。 各種報道によると、採取は幅5mmのテフロン製のヘラを使ってサンプルキャッチャー内からぬぐいとるようにして行われたとのことだ。粒子が予定外に小さかったため、微粒子が付着したヘラの先端を直接電子顕微鏡で観察し、その結果、微粒子が明らかに金属ではないことが確認された。 ヘラでぬぐったサンプルキャッチャー内の範囲は全体の約

  • みちびき打ち上げ…12年前の失敗ヒント 「8の字軌道」を実現 : 科学 ピックアップ : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    11日夜、打ち上げに成功した準天頂衛星「みちびき」。「8の字」を描きながら南北を往復する独特の軌道の衛星が実現する端緒は、12年前に打ち上げた通信衛星の失敗にあった。 準天頂衛星は、ビルや山で電波が遮られるのを避けるために、日の真上近くを飛ぶ。衛星測位システムの構築を目指し、通信総合研究所(現情報通信研究機構)などが1970年代から構想していた。しかし、コストの問題で実現の見通しは立たなかった。 「実際に打ち上げを見られて当にうれしい」。実現に向け、基礎データを積み上げてきた情報通信研究機構の田中正人上席研究員(52)はそう語る。 実現のきっかけになったのは、98年2月に打ち上げられた通信放送技術衛星「かけはし」。ロケットのエンジンの燃焼が不十分で、予定していた静止軌道より低い軌道へ投入されてしまったため、計画していた実験をほとんど行えないまま、99年8月に運用を終了した。 だが、田中

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    dead_moon_rising 2010/09/13
    「みちびき」
  • 「みちびき」を載せたH-IIAロケット18号機、打上げ成功 | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は9月11日20時17分、準天頂衛星初号機「みちびき」を載せたH-IIAロケット18号機を、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げた。 打ち上げられたH-IIAロケットは順調に飛行し、打ち上げから約2分後に固体ロケットブースタを切り離し、打ち上げから約29分後に「みちびき」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。H-IIAロケットの打ち上げは今年5月以来、約4ヶ月ぶり。 「みちびき」は準天頂衛星システム(QZSS)初号機で、重さ約4000kg。準天頂軌道に投入された後、現在のGPS信号や新型GPS信号とほぼ同一の測位信号を送信し、GPS の電波が届きにくいビルや山でも測位サービスを提供すると共に、GPSの精度を向上させる精密な補正信号も送信し、日全国どこでも高精度な測位を実現させる。 なお、今回の

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    dead_moon_rising 2010/09/12
    「みちびき」
  • JAXA、宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称を募集 | HTV | sorae.jp

  • 「はやぶさ」、回収部隊の待つ地域へ精密誘導を完了

    「はやぶさ」、回収部隊の待つ地域へ精密誘導を完了 【2010年6月9日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は日時間6月9日15時00分、小惑星探査機「はやぶさ」が地球帰還に向けた最後の軌道修正を実施して、着地予定地域へ精密に誘導されたことを確認した。 「はやぶさ」は、6月3日から5日にかけて行った軌道修正で、オーストラリア・ウーメラ立ち入り制限区域付近へ帰還することが確実となっていたが、9日にさらに精密な誘導が行われた。 現在「はやぶさ」は地球上空約190万kmを飛行中で、探査機も良好な状態にあることが確認されている。 「はやぶさ」は地球に戻ってくる直前、大気圏突入の約3時間前に、小惑星「イトカワ」のサンプルが回収されている可能性のあるリエントリカプセルを切り離す。カプセルは大気圏に突入するが、カプセルの後を追うかたちで「はやぶさ」も大気圏に突入する。

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、最後の軌道補正マヌーバTCM-4完了 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月9日、小惑星探査機「はやぶさ」の最後の軌道修正となる軌道補正マヌーバ(TCM-4)が無事完了したと発表した。 発表によると、軌道補正マヌーバTCM-4は日時間6月9日12時30分に開始され、イオンエンジンによる噴射加速は約2時間30分にわたって行われ、日時間6月9日15時に無事完了した。今回の軌道修正によって、「はやぶさ」はオーストラリアのウーメラ立入制限区域内着陸想定地域へと精密誘導され、「はやぶさ」と地球との距離も約190万kmとなった。また、機体の状態も良好だという。 「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルは日時間6月13日23時頃に大気圏再突入し、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸する予定となっている。JAXAは「はやぶさ」の帰還に合わせ、特別番組や「はやぶさ」管制室

  • 「はやぶさ」、着陸想定地域を目指す軌道へ

    「はやぶさ」、着陸想定地域を目指す軌道へ 【2010年6月7日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)】 地球帰還が6月13日に迫る小惑星探査機「はやぶさ」は、6月3日〜5日に行った軌道修正によって、着陸想定地域であるオーストラリア・ウーメラ立入制限区域を目標とする軌道に入った。 「はやぶさ」は、これまで3度にわたる軌道修正で地球外縁部へ誘導され、徐々に故郷である地球へ近づいてきた。 4度目の誘導は、着陸が想定されているオーストラリア・ウーメラ立入制限区域を目指すためのもので、6月3日正午に始まり、開始から2日後の5日13時44分に予定どおりの軌道に誘導されたことが確認された。 現在「はやぶさ」は、地球の上空約283万kmを飛行しており、探査機も良好な状態にある。このあと、大気圏再突入の3日前ごろまでに着陸想定地域を目指してさらに正確な誘導が行われ、地球までの距離も約100万kmとさらに近づく。

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、軌道補正マヌーバTCM-3完了 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月5日、小惑星探査機「はやぶさ」の第4回軌道補正マヌーバ(TCM-3)が無事完了したと発表した。 発表によると、軌道補正マヌーバTCM-3は日時間6月3日12時に開始され、イオンエンジンによる噴射加速は約50時間にわたって行われ、日時間6月5日13時44分に無事完了した。今回の軌道修正によって、「はやぶさ」は地球外縁部からオーストラリアのウーメラ立入制限区域内着陸想定地域へと誘導され、「はやぶさ」と地球との距離も約360万kmになった。また、機体の状態も良好だという。 JAXAは今後、最後となる軌道補正マヌーバTCM-4を実施し、「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルを、日時間6月13日23時頃に大気圏再突入させ、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸させる予定となっている。 「は

  • H2Aロケット17号機の相乗り衛星、3機が電波を受信できず | 小型衛星 | sorae.jp

    Image credit: 早稲田大学/鹿児島大学/UNISEC 第19回宇宙開発委員会が5月26日、文部科学省で開かれ、H-IIAロケット17号機によって打ち上げられた相乗りの小型衛星4機のうち、3機が電波を受信できない状態が続いていることが報告された。 報告によると、電波を受信できていないのは、早稲田大学の「WASEDA-SAT2」(画像上)、鹿児島大学の「KSAT」(画像下左)、大学宇宙工学コンソーシアムの「UNITEC-1」(画像下右)の3機で、創価大学の「Negai☆″」の電波は受信できているという。 H-IIAロケット17号機の打ち上げは非常に順調に行われたため、「KSAT」と「WASEDA-SAT2」は地球周回軌道、「UNITEC-1」は金星に向かう軌道に正常に投入されていると考えられており、衛星体に問題が起きた可能性が高い。 電波を受信できない原因についてはまだ分かってお

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、軌道補正マヌーバTCM-2完了 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月27日、小惑星探査機「はやぶさ」の第3回軌道補正マヌーバ(TCM-2)が無事完了したと発表した。 発表によると、軌道補正マヌーバTCM-2は日時間5月23日7時に開始され、イオンエンジンによる噴射加速が約93時間にわたって行われ、日時間5月27日3時38分に無事完了した。今回の軌道修正により、「はやぶさ」は地球外縁部へ精密誘導され、「はやぶさ」と地球との距離は約760万kmになった。また、機体の状態も良好だという。 JAXAは今後、残り2回の軌道補正マヌーバを実施し、「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルを、日時間6月13日23時頃に大気圏再突入させ、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸させる予定となっている。 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年11月に小惑

  • 金星探査機「あかつき」が地球を撮影

    金星探査機「あかつき」が地球を撮影 【2010年5月24日 JAXA(1)/(2)】 日時間(以下同様)5月21日に打ち上げられた金星探査機「あかつき」は、太陽電池パネルの展開などを正常に行い、同日の午後8時50分ごろに搭載機器の状態確認を目的に約25万km離れた地球を撮影した。いっしょに打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」も正常に動作しており、通信を開始した。 中間赤外カメラ(LIR)による地球の画像におよその位置で世界地図を重ねたもの。クリックで拡大(提供:JAXA、以下同様) (左)紫外線イメージャ(UVI)による地球、(右)1μmカメラ(IR1)による地球(色はともに擬似カラー)。クリックで拡大 「あかつき」が行う金星の大気観測のイメージ。クリックで拡大 金星探査機「あかつき」は、5月21日6時58分22秒に打ち上げられた。同日16時40分に地上

  • 金星探査機「あかつき」、地球を撮影 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月23日、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)によって撮影された地球の画像を公開した。 公開された画像は3種類。「あかつき」の中間赤外カメラ(LIR)、紫外線イメージャ(UVI)、1μmカメラ(IR1)によってそれぞれ撮影されたもの。今回の撮影は機器の状態を確認するために行われたもので、撮影時刻は日時間5月21日20時50分、撮影時の「あかつき」と地球の距離は約25万kmだった。 夜側から撮影しているため、赤外線と紫外線で捉えた地球はまるで三日月にように見え、一方、中間赤外カメラで撮影した地球では、中央にオーストラリア大陸、下に冷たい南極大陸が暗く写っている。 JAXAによると、この3種類の機器の状態は正常で、残りの2μmカメラ(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の確認につ

  • 「あかつき」「イカロス」、打ち上げ成功!

    「あかつき」「イカロス」、打ち上げ成功! 【2010年5月21日 JAXA】 5月21日6時58分、日の金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」などを載せたH-IIAロケット17号機が種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットからの分離も成功し、「あかつき」「イカロス」の金星に向けての旅がいよいよ始まった。 金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」が、4つの小型副衛星とともに、H-IIAロケット17号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。当初、打ち上げは18日に予定されていたが、天候不良のため打ち上げ6分前に延期が決定され、21日に再設定されていた。 打ち上げ後、約27分30秒後に「あかつき」が、その後「イカロス」がロケットからの分離に成功し、他の4つの副衛星を含めすべての探査機と衛星がロケットから分

    dead_moon_rising
    dead_moon_rising 2010/05/22
    「あかつき」「IKAROS」
  • 「あかつき」を載せたH-IIAロケット17号機、打上げ成功 | H2A | sorae.jp

    Image credit: MHI/JAXA Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は5月21日6時58分、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)や小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)など、計6基の衛星を載せたH-IIAロケット17号機を、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げた。 打ち上げられたH-IIAロケットは順調に飛行し、打ち上げから約2分後に固体ロケットブースタを切り離し、その後、「あかつき」など全ての衛星を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。H-IIAロケットの打ち上げは2009年11月以来、約半年ぶり。 「あかつき」は重さ約500kgの金星探査機で、6ヵ月後に金星周回軌道に投入される予定。赤外カメラや赤外イメージャー、雷/大気光カメラを搭載し、2年間にわたって金星の地表面や大気などを観測し

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    dead_moon_rising 2010/05/22
    「あかつき」「IKAROS」
  • 金星探査機を載せたH-IIAロケット17号機、打上げ延期 | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は5月18日、同日6時44分に予定していたH-IIAロケット17号機の打ち上げを直前で延期した。 H-IIAロケット17号の打ち上げカウントダウンは順調に進められていたが、天候が急激に悪化し、JAXAと三菱重工業は打ち上げの約5分前、5月18日6時38分、H-IIAロケット17号機の打ち上げを中止した。 H-IIAロケット17号には既に燃料が充填されているため、今後、燃料を抜いて、大型ロケット組立棟(VAB)で機体を点検する必要がある。新しい打ち上げ日時はまだ発表されていないが、早くても5月21日以降となる見込み。 H-IIAロケット17号には、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)のほか、大学開発の深宇宙衛星「UNITEC-1」や

    dead_moon_rising
    dead_moon_rising 2010/05/18
    「あかつき」「IKAROS」 打ち上げは05月21日(金)06:58
  • 「はやぶさ」が地球をとらえた!

    「はやぶさ」が地球をとらえた! 【2010年5月17日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)】 地球への帰還まで残り1か月を切った小惑星探査機「はやぶさ」が、5月12日に故郷である地球と月の撮影を行った。 「はやぶさ」がとらえた地球と月(地球 -8.3等、月 -4.6等)。クリックで拡大(提供:JAXA、以下同じ) 撮影時の位置関係などを示した図。クリックで拡大 小惑星探査機「はやぶさ」は、3月末にイオンエンジンの連続運転を終了して、地球の中心から約2万kmの位置を通過する軌道へ誘導された。 4月初めに地球外縁部への最初の誘導が行われたのに続き、今月1日から4日にかけて2度目の誘導が実施されるなど、軌道制御はほぼ計画通りに進んでいる。 その「はやぶさ」は、5月9日に打ち上げから満7歳を迎え、誕生日から3日後の12日に、星姿勢計のCCDセンサを使って、故郷である地球の撮影を行った。とても明るい地

  • 小惑星探査機「はやぶさ」、地球と月を撮影 | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月17日、小惑星探査機「はやぶさ」が撮影した地球と月の画像を公開した。 この画像は5月12日、小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されている「星姿勢系(スター・トラッカー)CCDセンサ」によって撮影されたもので、画像中央に地球、その左側に月が写っている。 撮影時、「はやぶさ」と地球の距離は約1350万km離れており、地球の明るさはマイナス8.3等、月はマイナス4.6等だった。また、地球があまりにも明るいため、上下にスミア(白飛び現象)と、像が広がって見えるブルーミング現象も生じてしまったという。 JAXAは今後、軌道補正マヌーバを引き続き実施し、「はやぶさ」に搭載されている試料回収カプセルを、日時間6月13日23時頃に大気圏再突入させ、6月14日0時までにオーストラリアのウーメラ立入制限区域に着陸させる予定となっている。

  • 金星探査機を載せたH-IIAロケット17号機、明日早朝打上げ | H2A | sorae.jp

    Image credit: H2A/H2Bロケット打上げレポート 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は5月17日、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)などを載せたH-IIAロケット17号機を、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場へと移動した。 H-IIAロケット17号機は5月17日6時1分に大型ロケット組立棟(VAB)を出発し、6時25分に大型ロケット発射場第1射点に到着した。到着後、打ち上げに向けての最終確認と燃料充填が行われる予定だという。 H-IIAロケット17号機の打ち上げは5月18日6時44分に予定されており、JAXAは6時15分頃から、打ち上げ模様をインターネットでライブ中継するほか、JAXA i や相模原キャンパス、その他大学等でパブリックビューイングを開催する。 「あかつき」は重さ約

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    dead_moon_rising 2010/05/17
    「あかつき」「IKAROS」
  • 金星探査機「あかつき」など、H-IIAロケットに搭載 | H2A | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は5月9日、日初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)などを載せた衛星フェアリングを移動し、H-IIAロケット17号機との結合作業を行った。 衛星フェアリングを載せた移動台車は5月9日午前6時半頃、衛星フェアリング組立棟(SFA)をゆっくりした速度で出発し、午前8時半頃に大型ロケット組立棟(VAB)に到着した。到着後、衛星フェアリングが吊り上げられ、H-IIAロケット17号機との結合作業も行われた。 「あかつき」は重さ約500kgの金星探査機。H-IIAロケットによって打ち上げられた後、約6ヵ月後に金星周回軌道に投入される。赤外カメラや赤外イメージャー、雷/大気光カメラを搭載し、2年間にわたって金星の地表面や大気などを観測し、金星の謎に迫る。

  • ボイジャー2号のデータ送信システムに異常

    ボイジャー2号のデータ送信システムに異常 【2010年5月7日 JPL】 NASAは、先月22日に探査機ボイジャー2号で観測データの送信に異常が発生したことを発表した。ボイジャー2号は現在、探査機の状態のみを発信するモードに切り替えられており、原因の究明を含めた復旧作業が進められている。 4月22日に探査機ボイジャー2号から送られてきた観測データに異常が発見された。これを受けて4月30日に、原因究明を目的として探査機の状態のみを発信するモードに切り替える命令が送信された。 その後、5月1日に探査機から届いた初期データによると、探査機の動作は基的に正常なものの、観測データをフォーマットするためのシステムに異常があり、地球に届くデータは読み取りが不可能な状態だという。 ボイジャー1号と2号は、史上もっとも遠い太陽系の果てに到達した人工物である。現在、ボイジャー1号が地球から169億km、ボイ