「イスラム国」、ISIS、もしくはISILによる行いについてはあまりに問題が大きくて、何も言いたくない。 私は、日本人人質事件が明るみに出てからただもうずっと気持ちがふさいでいる。 なんでこんな世界なんだろう。 世界平和はぜんぜん来ない。 ゆうべ、毎日新聞のニュースでシリア人避難所:男子の9割死亡・不明 高校生「聖戦に行く」 「イスラム国」に共感という記事を見た。 その記事を読んだとたん、今までずっと抑えてきた涙があふれて止まらなくなった。 それは、国の政治も経済も関係ない、ただの一旅行者として、ただの母親として、ひたすら個人的な思い出が鮮烈によみがえったからだった。 長男が6歳だった夏に、私は長男を連れてヨルダンとシリアを旅行した。 私は病的な旅好きで、あとの家族を置いて中東へ行ったのだ。 30歳の母親と6歳の息子の二人旅は、行く先々で忘れられない親切を受けた。 シリアの首都ダマスカスで
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