クリミア半島をロシア軍が占拠してからすでに2週間以上が経過している。 日本時間の今日昼にはクリミアのロシア編入を問う住民投票が行われるとあって緊張はさらに高まっており、ロシアやNATOは軍事行動を活発化させている。 これに対してウクライナ側は極右勢力の取り込みによって防衛体制の強化を図っているほか、故意に自国の基地を襲撃させるという陰謀論めいた話まで浮上してきた。 ウクライナ軍の実力ウクライナが独力でロシアに対抗することは難しい。 クリミア半島に駐留していたウクライナ軍は、すでにウクライナ海軍総司令官を初めとして多くがロシア側に投降するか寝返るかしており、ごく少数が武装籠城している状態に過ぎない。 また、セヴァストーポリにほど近いベルベク飛行場にはMiG-29戦闘機を装備する部隊が駐留していたが、これもロシア軍が包囲した上、ウクライナ将兵を閉め出してしまったため、クリミアのウクライナ軍はほ