ふわふわで癒される、といった類のものではない。猛毒であるにもかかわらず、ついつい触らずにはいられないふさふさの毛虫が大発生している可能性があり、アメリカ東部の人々が病院に担ぎ込まれているというのだ。 フロリダ大学の昆虫学者ドン・ホール(Don Hall)氏によると、プス・キャタピラーという名前は可愛らしいネコ(puss)に似ていることからついたものだ。一見、柔らかそうに見えるが、外側のふさふさした毛の下には猛毒を持つ小さなトゲが隠れていて、これが人の皮膚に突き刺さる。 「プス・キャタピラーのトゲはハチの針のような触覚だが、もっとやっかいだ。刺さると同時に痛み出し、たちまち痛みがひどくなる。骨まで達することさえあるほどだ」とホール氏は説明する。 「体のどの部分に刺さったのか、どれくらい多くのトゲが皮膚に入り込んだのかによって、痛みの度合いは変わってくる。手を刺された人たちの話によると、
世の中を笑わせ、考えさせた研究や業績に贈られる今年の「イグ・ノーベル賞」の発表が18日、米ハーバード大であった。バナナの皮を踏んだときの滑りやすさを明らかにした、馬渕清資(きよし)・北里大教授(63)らが「物理学賞」を受賞した。日本人の受賞はこれで、8年連続となった。 「バナナの皮を踏むと滑る」のは、日本の漫画やコントだけでなく、欧米でもチャプリンの映画などでよく知られている。だが、ものの滑りやすさの指標となる「摩擦係数」を、実際に調べた研究はこれまでなかったという。 馬渕教授は、数十本のバナナを買い込み、むいた皮を測定器の上で踏みつけて、摩擦係数を測定した。その結果、皮の内側を下にして踏みつけると、皮がないときの約6倍も滑りやすくなることが判明した。 皮の内側には、小さな粒状の「… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有
毎日新聞の与良正男専門編集委員が、ある社長さんが「(産経を読むと)気持ちがいいんだ」と語った、という逸話を紹介してくれています(17日付毎日夕刊)。結論として、与良氏は「『気持ちいい』は気味悪い」と新聞を読んで爽快感を得ることに嫌悪感を露(あら)わにしていますが、果たしてそうでしょうか。 新聞は、事実を正確に伝えるのがもちろん基本ですが、各社がそれぞれの立場から論点を提示するのは、言論の自由がある日本では、当たり前の話です。メディアが相互批判をするのも社会が健全な証拠です。 自分の考えに近い新聞を読んで、気持ちの良い一日のスタートを切る生活のどこが、気味悪いのでしょうか。 もちろん、国益を害したウソを32年間も放置するような新聞を毎日読んでいれば、「気持ちいい」朝は迎えられないでしょうが。(編集長 乾正人)
街宣活動で民族差別などをあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の抑止策を検討している大阪市の橋下徹市長は19日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)側から面談の申し入れがあったことを明らかにした。「日程調整し、公開の場で討論させてもらいたい」と面談に意欲をみせた。 在特会は京都市内の朝鮮学校周辺で行った街宣活動について大阪高裁から「人種差別」と認定、賠償命令が出され、上告。橋下市長は7月、この裁判について言及した上で「表現の自由を超えたひどいもので、大阪市内で認めないというメッセージを出す」と抑止策の検討を表明していた。 橋下市長によると、その後、在特会側から「橋下市長がスピーチの中身を知らずに批判するのはおかしい」との指摘が寄せられたという。 橋下市長は「(面談で)どんなスピーチをするか聞かせてもらう」と述べた。
セルフスターについての是非が議論になっていた。 http://b.hatena.ne.jp/entry/fromdusktildawn.hatenablog.jp/entry/2014/09/17/173721 ( * これは、元記事のページではなく、はてブページです。お間違えなく。) このページで、さまざまなコメントを見る限り、賛否両論ともあるようだ。「このくらいならいいんじゃない」という肯定的な見解も多い。 そこで、さまざまな見解を整理して、「このくらいならば利用してもいい」という基準をまとめてみた。(案) ① 星は一つだけ。 ② たまにやるだけ。 ③ 読者にとって何らかの有益性がある。具体的には: 元記事には不足している情報を示す。(別情報へのリンクがあればなおよい。) 他のブコメにはない新たな視点を示す。 社会的に注目を浴びる価値があると判断される。 その他、何らかの重要性が
この間同僚が『会社に持ってきたビニール傘が盗まれた。いい大人になってもそういうことをする社員がいる この会社信用出来ない!』みたいなことを日報に書いてたんですよ。それはもうかなり怒ってたみたいで、他の同僚が怒りを鎮めようと『そうだよね。ひどいことする人いるよね』って同調する意見書いてたんですけど、僕はなぜそういう発想になるのかがわからないんですよ。 ビニール傘ってどれも一緒じゃないですか。だから僕はまず(ビニール傘持ってきた人が間違って他人のビニール傘持って帰ったんだ)っていう発想になるんです。そのほうが怒りがわかないし。無駄にストレスたまらないじゃないですか。もっと人を信用した方がいいと思うんですよね。まぁ、傘ぱくったの僕なんですけど。
32歳にして思わされることは、ああ、わたしは結婚できないだろうなということ。 たぶん、男のひとはわたしを守ることが嫌なんだと思う。 学生のころ、当時付き合っていた彼と電車に乗っている時に、カールを食べたことがある。 すると、彼から「電車でカールを食べちゃダメだよ。車内の常識だろ」と叱られた。 わたしは知らなかったので、「ごめんなさい」と謝った。 なんだかもやもしたから、このことをおじさんに伝えた。すると、こう言われた。 「おまえはいくつになってもかわいいし、いくつになっても元気でアホな子な感じだ。そういうひとにはみんな寛容だから、誰も非常識を指摘してくれないんだ。だからおまえは常識を知る機会が少なかった。 その一方で、彼は、非常識を厳しく指摘されて生きてきたひとなんじゃないか。そういう彼がおまえの非常識を指摘してくれるのは、ありがたいことと思っていい。 彼からすれば言わなくてもいいんだから
「常勤講師をやらないか」。母校からの一本の電話。それが33年間に及ぶ非正規教師人生の始まりだった。 埼玉県に住む県立高校教師の宮野郁夫は56歳。1981年に大学を卒業して以降、小学校のクラス担任や中学校の地理教師など、小中高の教壇を転々としてきた。 教員免許は小、中、高と学校の種類や教科ごとに分かれており、普通、小学校なら小学校、中学校なら中学校の教師を勤め上げる。だが、宮野は校種を超えて職場を転々とする。それは宮野が最長1年契約の常勤講師(有期雇用だがフルタイム勤務)だからだ。 約70人の教師が働く今の職場には、宮野を含めた常勤講師6人のほかに6人の非常勤講師がいる。いずれも有期契約で、給料などが安い点で「非正規」雇用だ。 だが、それ以外は正規教師と何ら変わらない。正規雇用の教師同様、担任となり、授業も同じように教える。埼玉県の教員採用試験に合格していないというただその一点だけで
集団間系統樹 琉球大学大学院医学研究科の佐藤丈寛博士研究員、木村亮介准教授、北里大学、統計数理研究所の共同研究チームが、現在の琉球列島に住む人々の核ゲノムDNAを解析した結果、遺伝的に琉球列島の人々は台湾や大陸の人々とつながりがなく、日本本土により近いという研究成果を発表した。 琉球大学が16日、発表した。また、沖縄本島から宮古、八重山諸島へ人々が移住した時期をコンピューターで計算した結果、古くても1万年前以降と推定。宮古のピンザアブ洞穴人(2万6千年前)や石垣の白保竿根田原(さおねたばる)洞穴人(2万年前)は、現代の宮古、八重山の人々の主要な祖先ではないと結論付けた。 これまで、骨や一部DNAの分析から、琉球列島の人々は中国や台湾より日本本土の人々と近いとする研究成果が発表されてきたが、今回、初めて全ゲノムを網羅した解析によって同様の結果が導かれた。今後の琉球列島の人々の起源を探る研究の
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