中東のクウェートにあるイスラム教のモスクで爆発があり、これまでに13人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートがシーア派を狙った自爆テロと認める声明を出しました。 過激派組織ISは26日、インターネットを通じてシーア派を狙った自爆テロを行ったことを認める声明を出しました。クウェートの隣国サウジアラビアでは、先月、東部のシーア派のモスクを狙って、合わせて25人が死亡した自爆テロが2件起きて、それぞれISが犯行を認める声明を出しています。 中東などでは今月18日からイスラム教の断食月=ラマダンが始まっていますが、ISは23日に出した声明で「ラマダンをシーア派や不信心な者たちに災いをもたらすときにするよう呼びかける」として、攻撃を強めるよう促していました。