パキスタンとの国境に接するパクティカ州に駐留するアフガニスタン軍の立て直しに当たる為、ある年、アメリカ陸軍のグレッグ・エスコバルという大尉が赴いた。しかし、彼が担当したアフガニスタン陸軍部隊の大隊長は、僅かな間に、立て続けに代わる羽目になったという。一人目は部下の男性兵士に性的乱暴を働き逮捕され、二人目は部下に殺害された為だったという。 【画像】臨時のキャンプにはタリバンの支配から逃れようとする人々の姿が・・・泣き叫ぶ子どもも マーク・グラスぺルという101空挺部隊の大尉が語るエピソードはこうだ。 アフガニスタン陸軍の某小隊に輸送ヘリの乗り降りを教え、訓練していたところ、暫くして、アフガン兵二人が口論を始めた。そこに第三の兵士が乱入し、いきなり折畳椅子を振り上げ、一人の頭部に叩きつけた。その後は大乱闘になった。そして、乱闘は全員が疲れ果てるまで続いた。現場にいたグラスぺル大尉の現地通訳は「