29日、鹿児島県の屋久島沖で起きたオスプレイ墜落事故。国による発表は、「墜落」か「不時着水」かで表現が二転三転した。翌30日、米軍が「墜落」と説明したことで日本側の公式見解を変更。過去の事故では政府見解をもとに「不時着」と報じられたこともある。どう違うのか。 「墜落」から「不時着水」に 「オスプレイが屋久島沖で墜落した」という118番通報があったのは29日午後2時45分ごろ。 防衛省によると、夕方ごろに米軍から防衛省に事故の説明があった。米軍の説明は「Unplanned landing(計画外の着陸)」。ただ、事故場所は海上だった。そこで、防衛省がこれを「不時着水」と「読み替え」(防衛省関係者)、宮沢博行防衛副大臣が同日夜、省内で開いた臨時会見でそう説明した。 宮沢副大臣は記者団に、「米側から説明を受けているが、最後の最後までパイロットが頑張っていらっしゃったということですから、不時着水」
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