イトムカ鉱山(イトムカこうざん)は、北海道網走支庁(現・オホーツク総合振興局)管内常呂郡留辺蘂町(現・北見市留辺蘂町)にあった鉱山のことである。良質な水銀が採掘できる鉱山であり、最盛期の生産量は日本一であった[1]。 座標:イトムカ鉱山イトムカ区(元山) 北緯43度40分36秒 東経143度9分50秒 / 北緯43.67667度 東経143.16389度 座標:イトムカ鉱山大町区 北緯43度38分59秒 東経143度14分12秒 / 北緯43.64972度 東経143.23667度 地名[編集] イトムカの語義は不明だが、アイヌ語でそのまま読めば i-tomka(それ・輝かす)とも、i-tom-muka(それが輝く無加川)とも、i-tom-utka(それが輝く早瀬)とも解釈できる。アイヌ語地名研究家の山田秀三は、「鉱物が光って見えたものだろうか」と疑問を呈している[2]。 歴史[編