国の名勝としても知られる山口・長門峡の水面に謎の白い泡が出現し、近隣の飲食店や観光客らが困惑する事態となっています。影響は名物・鮎料理にも。泡がどこまで続いているのか、上流まで行って調べましたが…。 ◇ 知る人ぞ知る絶景。山口県が誇る渓谷・長門峡は、そそり立つ岩壁や豊かな自然が織りなす風景や、清流のせせらぎが来る者を癒やします。 秋には木々が赤く染まり、人気の紅葉スポットとしても知られます。冬には雪化粧。四季折々、どこを切り取っても絵になる美しさです。 さらに、長門峡の名物・鮎料理が観光客の目だけでなく舌も楽しませます。 “未来に残すべき自然”として、「国の名勝」に指定され今年で100年。記念すべき年なのですが、5日に訪れると長門峡を流れる阿武川では大量の白い泡が漂っていました。 清流とは言いがたい光景が広がり、中には大きな塊になっている泡もありました。 名所を襲う異変に、長門峡沿いにある