舞台となる葦名では野生動物がどれもこれもでかくて強い。 コオロギは30㎝もあり、ヤモリはコモドドラゴンめいた大きさ、鶏はなんと人と同サイズであり容易に狼を蹴り殺す。 民家で家禽として飼われているらしき鶏がなんでこんな強いんだ 普通サイズ(それでも狼と同じ大きさだが)の猿でさえ当然のように刀はもちろん、火縄銃も易々と使いこなし、二刀流を使う猿に至っては、葦名の侍大将を凌駕しかねんという強さである。 しかし犬だけは普通サイズの上にフロムの犬としては弱い。 しかも身の丈5mはあろうかという大猿や鯉が存在し、遥か西方からやってきた神なる竜なども現れる。