ブックマーク / gnabikes.hatenablog.com (19)

  • JIM O'ROURKE/The Visitor - sekibang 1.0

    The Visitorposted with amazlet at 09.09.23Jim O'Rourke Drag City (2009-09-08) 売り上げランキング: 667 Amazon.co.jp で詳細を見る ジム・オルークの新譜を聴きました。これはなかなかすごいですよ……。聴く前に彼への最近のインタビュー記事*1に目を通したのですが、この『The Visitor』という作品は約三年の期間で、完全に自分ひとりで録音したものだそうです。なんというDIY精神! そういえば、谷啓も同じように一人多重録音でビッグバンドのレコードを出していた気がしますが、こういうのって結構やりたがる人がいるんでしょうか……?(かく言う私も、一人多重録音でオーケストラ作品を作りたい、っていう一生かなうはずがない夢を抱く者でありますが) 制作方法だけでなく、内容の方ももちろん素晴らしいのでありました。収

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    deathmix 2009/09/24
  • ホルヘ・ルイス・ボルヘス『続審問』 - sekibang 1.0

    続審問 (岩波文庫)posted with amazlet at 09.09.16J.L. ボルヘス 岩波書店 売り上げランキング: 15530 Amazon.co.jp で詳細を見る ボルヘスの評論集『続審問』を読み終えました。これはむちゃくちゃに面白かったです。異端的な思想家・科学者・文学者への言及が満載で「へぇ……こんなおかしな人がいたのかぁ……」と大変ためになりました。小説と同じぐらい面白いのですが、彼の小説とこれらの評論は地続きで、書きたいことがブレていないので「小説と評論の面白さが変わらないことは当然だ」とも思います。超オススメ。 こののなかでボルヘスは、何度も時間・知識・夢といった彼の小説のテーマにもなっている事柄についても書いているのですが、それらを読んでいると「なぜ、ボルヘスはあんな迷宮的で、なんだかよくわからない小説をいっぱい書いていたのだろう……」ということを考える

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    deathmix 2009/09/17
  • 続・ユーロ安なのでシュトックハウゼンのCDを安く買おう - sekibang 1.0

    http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20081027/p2 前回のエントリであまり具体的な話をしていなかったので、寝る前にもう少し具体的な話をしておきます。私が取ろうとしている注文方法はこちらの方法にそのまま則っておこなうつもりです。詳しくはリンク先をみていただければ分かるのですが、シュトックハウゼン出版会はカードでの取引をおこなっておりません。そのため、国際為替で料金を前払いしなくてはなりません。郵便局でこれらの手続きはおこなえますが、この手数料が約2000円。こちらの手数料は、共同購入される方の人数で折半していただくことになると思います。なので、人数が多くなればなるほどお得感は増します。完全善意で奉仕、その代わり何か粗相があったら許してねスタイルなのでこのほかにはCD代金に上乗せされるお金はいただきません(あと、個別に送付する際の送料ぐらいか)。 応募の

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    deathmix 2008/11/04
  • Miles Davis/Miles In The Sky - sekibang 1.0

    Miles in the Skyposted with amazlet at 08.10.13Miles Davis Sony (2008-02-01) 売り上げランキング: 1822 Amazon.co.jp で詳細を見る マイルス・デイヴィス、1968年のアルバム『マイルス・イン・ザ・スカイ』を聴いた。ハービー・ハンコックに電子ピアノを演奏させ、エレクトリック・マイルス(マイルスがものすごく変な服を着ている期)への助走……とも言えるアルバムだが、これが超名盤で驚いた(なんで今まで聴いてなかったんだ?ってぐらいに)。ジョージ・ベンソンが1曲だけ参加して、そのほかはいわゆる「第二期黄金クインテット」の布陣で、新しいステージに突き進んでいこう、みたいな態度が見えてくるような濃い演奏が収められているし、曲も『E.S.P』〜『ネフェルティティ』までの突っぱねるような冷たさが軟化してポップになって

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    deathmix 2008/10/14
  • 渚音楽祭・秋2008(東京、2日目) - sekibang 1.0

    渚、2日目。昼ごろ会場に行って、ラジャ・ラム、田中フミヤそしてデリック・メイ……と大物だけ観て帰ってきた。ステージの最前列のほうにいたら煙草ではない煙の臭いがどこからか漂ってきて「うわ……すげぇな、私服警官、今日60人入ってるっつー話なのに……度胸あるなぁ」とか思って、あたりを見回したら隣の人。その後も、煙草ではない煙の臭いは始終止まなくて副流煙にあたったらしく、足がフラフラになりながら帰ってきた。とても面白かった。昨日とは打って変わった大盛況ぶりに「昨日の寂しさはなんだったの?」と思いつつ、毎回このイベントで観察するのが楽しみなギャル&ギャル男のファッションに大きな変質が起こっていることが興味深く感じる。去年ぐらいまではファッションピンクのエクステンションをいくつも髪の毛につけた人や、ところどころ真っ白にブリーチした「お前何族の族長だ!」みたいな人がいたのに、今年は全然見当たらなかった。

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    deathmix 2008/10/14
  • AGURA BOYZ JUSCO/ある野球選手に捧ぐ…… - sekibang 1.0

    「21世紀のイエス」こと未来型プログレ・バンド、AGURA BOYZ JUSCOの新曲をお送りいたします。今回は先日引退されたある野球選手に捧げる大作です。あまりに長いため歌詞の聴き取りをおこないませんが、我々の1年以上に渡るキャリアにおいて最高の作品に仕上がっているかと思います。それではお楽しみくださいませ。

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    deathmix 2008/10/07
  • ジョン・ケージ対…… - sekibang 1.0

    ジョン・ケージ対ローランド・カーク。循環呼吸を駆使してひたすら切れ目無く長いソロをとったり、変な笛吹いたり、サックス3同時吹きしたりと大活躍のローランド・カークVSジョン・ケージの語り。この盲目のミュージシャンは私にとって、アルバート・アイラーとともに「ジャズ界謎のミュージシャンの二台巨頭」とでも言うべき存在である。いでたちは確かにジャズ的なのだが、奏でられる音楽は「ジャズなのか……?」と首を傾げたくなるようなもののように思う。彼らの音楽はジャズという言葉に、うまく結びついていかない(逆に言えば、マイルス・デイヴィスはいつだってジャズを演奏する人だった、というように感じる。人がなんと言おうとも)。音色/息遣いの荒々しさは洗練されたものとは言いがたい。むしろ、野蛮にすら思える。「ジャズはアメリカの民族音楽」と主張するなら、これがオリジナルの形なんじゃないか、って錯覚するぐらいに。 溢れ出

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    deathmix 2008/07/10
  • ブライアン・ファーニホウ《創意の牢獄 IIb》 - sekibang 1.0

    「ブーレーズ・シュトックハウゼン・ノーノ以降の作曲家を聴こう」キャンペーン第2弾。こちらはイギリスのブライアン・ファーニホウの《創意の牢獄 IIb》という作品だそう。Wikipediaによれば、これがファーニホウの名声を確立するきっかけになった作品のひとつらしい。「もうなんかえらいことになってんな……」としか言えないけど、怒涛のように押し寄せる密度の高い音がとてもカッコ良い。他の作品も聴いてみたい、と思わせる。 楽譜はこんな感じになっているみたい。この小さな画像ではもはや何分音符か確認できないくらい細かい音符が並んでいるんだけれど、五線の下に書かれた強度の指示もすごいことになっている。 映像に寄せられたコメントによれば「悪くないけど……精度に欠ける演奏だよね」とかある。そういう判別ができる耳ってすごいなぁ、とか思うけど「ホントに分かって言ってるのかよ?」と怪しい感じがしなくもない。

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    deathmix 2008/06/09
  • Mouvement ( -- vor der Erstarrung) - sekibang 1.0

    ブーレーズ・シュトックハウゼン・ノーノ以降の作曲家を聴こう、という意識が高まりつつある(自分の中で)ので、いろいろと調べたり、CDを注文したりしつつある。そこでYoutubeで検索をかけてみたらヘルムート・ラッヘンマン(1935-)が自作について語る映像が見つかった。 アップされたのは2008年2月18日とある。おそらく、このドイツ出身の作曲家の姿を拝むことができる最新の映像に違いない。ちなみに、これは2008年4月18日にロサンゼルスで行われた演奏会(オール・ラッヘンマン・プログラム)の宣伝とある。 もともと英語のリスニングに自信がない上に、ラッヘンマンの英語が訛りでえらいことになっているため、聴き取った内容はかなりあやふや。「この作品には、音楽的行為には見えないような動作がたくさん含まれています」……とか冒頭で言っていて、その演奏行為にみえない特殊技法の説明が入ってるんだけど、この部分

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    deathmix 2008/06/02
  • ポール・ブレイ&富樫雅彦『エコー』 - sekibang 1.0

    エコーposted with amazlet at 08.05.06ポール・ブレイ ソニーレコード (1999-12-01) 売り上げランキング: 400487 Amazon.co.jp で詳細を見る 1999年に発表されたポール・ブレイと富樫雅彦という稀代のインプロヴァイザーによるデュオ・アルバムである。私が高校の頃(キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』ぐらいしかジャズ・ピアニストの演奏を聴いたことがなかったとき)、偶然手にしたのがこのアルバム。これがフリー・ジャズとの運命的な出会いを……という話はなく、延々と続く「どフリー」な演奏にジャズって難しいんだなぁ、と思って放置。それを実家の自分の部屋に置いてあったダンボール箱のなかから発掘したので聴いてみたら、むちゃくちゃ良かった。 日の(伝説的)フリー・ジャズについては、物騒なイメージとか情念じみてる感じがあって敬遠してるところがあ

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    deathmix 2008/05/09
  • 多摩センターにライヴハウスができました! - sekibang 1.0

    最近は仕事の内容がアレで、アレなのでが読めず、ブログの更新もひどく散漫なものが続いておりますが、そのアレな仕事の合間を縫って(というか、仕事をなかば放棄して)、QOLを保つために会社の人とバンド活動などをおこなっています。私のバンドには、私と同じ歳の娘がいるオッサンがメンバーにいたりするのですが、これがすごく楽しくて「生きるってなかなか悪くないものだな」って思います。 日は、多摩センター(私の職場があるのです)に新しいライヴハウスができた、ということでいつも一緒にライヴをやったり飲んだりするメンツでその新しいハコに乗り込んできました。店の名前は「コルコバード」。ジョビンの優しい曲から取られた店名どおり、非常にアットホームなお店です。元スナック(!)だったスペースを、そのままライヴハウスにしているので、いなたい感じのフカフカソファーが置いてあったりする。ちょっとチグハグな感じは否めないけ

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    deathmix 2008/04/25
  • R.E.M.『Accelerate』 - sekibang 1.0

    Accelerateposted with amazlet at 08.04.20R.E.M. Warner Bros. (2008-04-01) 売り上げランキング: 237 Amazon.co.jp で詳細を見る なんかここ3年ぐらい、10年とか20年とかの活動期間をもつベテランバンドの新譜の充実ぶりがすごい気がする。R.E.M.のド直球にロックな新譜もその充実ぶりをあらわす一枚だと思う。なんだか「ポストパンクくずれとエレクトロニカばかりの世の中にドロップキック!」といわんばかり。デビューから25年のキャリアをずっと追っていたわけではないけれど、こんなにポップで王道感が漂ってるバンドだっけ?という驚いてしまった。新鮮な気持ちになる。 2分から4分ぐらいのシングルっぽい曲が11曲、全体では35分弱。あっという間に過ぎ去ってしまう疾走感が心地良い。

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    deathmix 2008/04/23
  • 80年代はゲンダイオンガクも狂っていたのか? - sekibang 1.0

    最近Youtubeで観た映像で「狂ってる!」と思ったのは、こちらの映像。ジョン・アダムズという作曲家による歌劇《中国のニクソン》の抜粋です。現代史をオペラ化するという試みや演出などによって、初演当時かなり評価されたそうですが今見るとかなり悪夢的。Youtubeにあがっているほかの部分は、割とロマン派風の曲なのですが、この「議長の踊り」部分は古典的なベルカント唱法とスティーヴ・ライヒの剽窃のようなミニマルな楽曲とのい合わせの悪さが見事に露呈しているように思います。キャンプ的な視点でみても、悪趣味感が強すぎて敬遠されそう。これが評価を受されたというのが信じられない。 今どんな曲書いてるか知らないけど、やっぱりそこそこ人気あるのかな。こちらは1996年の《ハレルヤ・ジャンクション》というピアノ作品。思うに、この人、日で言うところの坂龍一みたいな位置で評価されてたのかな……。わかんないけど…

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    deathmix 2008/02/12
  • アンサンブル・モデルン来日! - sekibang 1.0

    80年代に世界で初めて「現代音楽専門アンサンブル」として結成されたフランクフルトの音楽集団、アンサンブル・モデルンの来日が決定しているそうです。このグループ、フランク・ザッパのラスト・ツアー/ラスト・アルバムとなった『イエロー・シャーク』の演奏も担当していて、ここでご紹介したのはそのときの映像。来日公演は2008年5月21日、東京オペラシティだそうです。で、曲目がスティーヴ・ライヒの新作と《18人のミュージシャンのための音楽》!非商業的な分野の音楽のなかで、20世紀でもっとも商業的に成功した作品のひとつであろう、この作品を生で体験するチャンスがめぐってこようとは……。チケットがどこで手に入るか/いつ発売か分からないけれど、これはチェックしておきたい。 (↑こちらの映像はアンサンブル・モデルンのものではありません)

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    deathmix 2007/12/03
  • 武満徹はなぜ特別なのか?#2(言葉編*1) - sekibang 1.0

    「音の魔術師」と呼ばれた作曲家はラヴェルだったが、武満徹は「言葉の魔術師」と呼ばれるべき作曲家かもしれない。「作品とタイトルは詩的な関係性を持たねばならない(ルネ・マグリット)」――この箴言を遵守するかのように、武満の作品が冠する名前はどれも詩的な響きを持っている。 彼のタイトルは、伝統的な作曲家のように「楽想、テンポ、形式を示すもの」としての機能を持たない。むしろ、そのような伝統を頑なに拒もうとするかのようにも思える(実際、彼の主要な作品のなかでそのように伝統的な命名がなされたものは、初期の《2つのレント》と《弦楽のためのレクイエム》ぐらいである。なお、《2つのレント》は後に《リタニ》(“連祷”の意)という曲に改訂された)。このような傾向は20世紀以降の作曲家が多く共有するところだから、そこまで珍しくない――しかし、後期ロマン派の交響詩や印象派から始まる“戦略”を日で最も上手く継承し、

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    deathmix 2007/11/26
  • 加藤鷹による性の啓蒙 - sekibang 1.0

    最近、音楽以外のもので「あ!」と思わせられたYoutube動画は、こちらの映像である。映像は、詳細はよくわからないのだが、福岡のローカル番組(おそらく深夜枠)に加藤鷹が出演し、その秘技を解説する、というもの。加藤鷹に関しては、今更説明するまでもないけれど、日で最も有名なAV男優である――AV出演数は6000以上、相手をした女優は5600人以上という記録は驚異的だ(ヨーロッパの伝説的性豪、ドン・ファンでさえ1000人ちょっとの記録を残した時点で、地獄に落ちたというのに)。 ここ数年、彼は政治教育に関する発言をすることが多く(たぶん近いうちに秋田県議会あたりから当に政治の舞台に立つ、と思う)、そのたびに「へぇ、結構マトモなこと言ってるよな……(肌の感じとかヤバいけど)」と関心させられていたのだが、この動画を見て、来の職業である超一流AV男優としての技に感動さえ覚えた――こういうもの観

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    deathmix 2007/11/05
  • 小田急線ユーザーのジャズ・ファンに朗報です - sekibang 1.0

    百合ヶ丘にある昭和音楽大学のホールで、チック・コリアがソロをやるそうです。ブルーノート東京なら一晩で1万円(プラスお料理代!)は取られるであろうプログラムがS席でも6000円、というすごく良心的なチケット代。また「仕事が終わってライヴ・ハウスに行くのはダルいけど、新百合ヶ丘なら“帰り道に”が聴ける!」ということで、小田急線ユーザー(多摩・町田方面在住)には嬉しい企画。 マイルス・デイヴィスのグループで、一際ブチ切れたエレクトリック・ピアノのプレイをかまして聴衆を圧倒していた彼が、アコースティックのピアノでどんな音楽を聴かせてくれるのか、今から楽しみです。ハービー・ハンコックもキース・ジャレットもキレた音楽をやらなくなっちゃったけど、ジョー・ザヴィヌルとチック・コリアだけは別! 上にあげた映像はチック・コリアと上原ひろみのデュオ(予定されたプログラムには、もちろんこの『Spain』もあげら

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    deathmix 2007/08/22
  • マックス・ローチ死去、あとフレンニコフも。 - sekibang 1.0

    http://www.bounce.com/news/daily.php/11313。っていうか、まだ生きてたんだ!ついこないだまで「生きる伝説」だったんじゃん!というほうが驚き。しかし、今年はホントに大物ミュージシャンが死にまくる年だなぁ、と思ってしまう。ロストロポーヴィチが亡くなったのはまだ記憶に新しい。ソ連つながりで言えば、最近フレンニコフも亡くなった。この人はソ連時代に「作曲家同盟」の書記長を長く務めていた作曲家。しかし、作曲家としてよりもそういう「体制側の人間」で、ソ連の前衛作曲家を激しく糾弾し、社会主義リアリズムを推進した人としての姿が知られている。 こんな曲を書いていたらしい(この映像、最後にちらっとだけフレンニコフ自身の姿も映る)。指揮はウラディミール・フェドセーエフだろうか。名曲だ!とは思わないが、ユニークで妙に繰り返して聴きたくなるような感じである。

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    deathmix 2007/08/20
  • Th.W.アドルノ『新音楽の哲学』 - sekibang 1.0

    音楽の哲学 作者: Th.W.アドルノ,Theodor Wiesengrund Adorno,龍村あや子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/07/01メディア: 単行 クリック: 10回この商品を含むブログ (16件) を見る 読み終えたので、改めての紹介から。1949年に発表されたこの『新音楽の哲学』は、アーノルト・シェーンベルクとイーゴリ・ストラヴィンスキーという20世紀を代表する二人の作曲家を鮮やかに対比し、二人の音楽を媒介とすることによって、社会学・哲学・心理学……etcを語ろうという音楽論である。タイトルに用いられている「新音楽」という言葉、こちらはドイツ語では「neuen Musik」となっており「現代音楽」という風にも訳せる(そして、日語の音楽的なタームとしての「現代音楽」と「neuen Musik」とでは意味的にも一致する。またその意味の曖昧さにおいても)

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    deathmix 2007/08/17
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