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Googleグループの開設画面。アクセス権限は「基本的な権限」メニューで設定できるが、「ネット上で誰でも閲覧できる状態」を、「トピックを表示 ユーザーのグループを選択 すべてのユーザー」というメニューで表すなど、分かりづらい表現になっている Googleが提供する掲示板/メーリングリストサービス「Googleグループ」で、環境省が機密情報を誰でも見られる状態で共有していたことが分かり、省内の規定違反に当たるとして問題になった。Googleグループはデフォルトで投稿内容がネット全体に公開される仕様になっており、現在も公開を意図していないとみられる情報が散見される状態だ。企業などが情報流出などのリスクを負う恐れもあるとして、セキュリティ専門企業が注意を呼び掛けている。 Googleグループは、テーマに応じた掲示板を作り、情報共有できるサービス。掲示板への書き込みはメールかWebから可能で、更新
軍と大衆デモによってムルスィー政権が引き摺り下ろされた7月3日以降、エジプトで起きていることをどう見るか、国内外の議論は二分されている。それは「反革命」か、「革命の継続」か、という議論だ。 二年半前、「1月25日革命」で当時の長期独裁政権たるムバーラク大統領を辞任に追い込んだのは、雑多な勢力からなる大衆デモだった。無党派の若者層を中心に、旧左翼、リベラル、イスラーム主義勢力と、さまざまな人々が結集した。その圧力を背景に、政権内エリートだった軍がムバーラクを見限る形で「革命」は成功したわけだが、その後の選挙、憲法制定といった民主化過程で、ムスリム同胞団が権力を獲得した。異論反論はあれど、一応議会選挙と大統領選挙を経て成立したのが、ムスリム同胞団のムルスィー政権だったのである。 反ムバーラクの一連の運動を「民主化」への試みだったと考えれば、不完全ながらも選挙に基づく議会制民主主義を確立して、ム
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