前田議員「公明正大、本も堂々と出した」 会見で涙2008年10月16日14時4分印刷ソーシャルブックマーク 会見で涙をぬぐう前田雄吉衆院議員=16日午前11時28分、名古屋市中区、古沢孝樹撮影 マルチ商法業界から講演料などを受け取り、業界寄りの国会質問を繰り返していた民主党の前田雄吉衆院議員(48)=比例東海=が16日、愛知県庁で記者会見に臨み、一連の問題の責任をとって次期衆院選には立候補しない考えを正式に明らかにした。党籍離脱も表明。秘書を通じて党本部に離党届をすでに出したと説明した。 この日の会見は問題発覚後、初めて地元で開いた公式の説明の場。前田議員は15日夜、同党の小沢代表に離党などの意向を伝え、了承を得ていた。 前田議員は会見で、衆院解散まで議員辞職はしない意向を表明。次回総選挙は見送るが、次々回には立候補したいとの意向を小沢代表に伝えているとも語った。 不出馬などを決めた理由に