台風21号による高潮や強風で、大阪市港区の水族館「海遊館」に海水を運んでいた船「かいゆう2」(296トン)が兵庫県尼崎市の岸壁に乗り上げ、航行できずにいる。23日に引き揚げられる予定だが、海遊館では新たな海水の供給が止まり、人工海水の利用を余儀なくされている。 海遊館によると、「かいゆう2」はふだん、和歌山県沖と同館の間を3日ごとに往復。新鮮な海水を採取し、生き物たちに届けていた。海遊館の前には大阪湾が広がるが、安治(あじ)川の河口部にもあたるため、取水しても塩分濃度が低く、飼育には適さないという。 神戸海上保安部や海遊館などによると、台風が大阪湾を直撃した今月4日、「かいゆう2」は尼崎港内にいかりを下ろし、エンジンをかけて停泊していた。だが、予想以上の強風で流され、岸壁に船全体が乗り上げて座礁した。乗組員3人は無事で、油の流出や船への浸水はなかった。 「かいゆう2」は最大350トンの海水
北海道厚真町では、震度7の揺れを観測した地震で寒冷地用の大型ストーブのタンクや配管の被害が相次ぎ、業者への相談が少なくとも460件寄せられていることがわかりました。厳しく冷え込む本格的な冬を前に、住民の間で不安が広がっています。 NHKが厚真町内に営業所がある4つの業者すべてを取材したところ、今回の地震による住民からの被害の相談が少なくとも460件寄せられていることがわかりました。 厳しく冷え込む本格的な冬を前に業者は器具の交換や修理を急いでいますが、作業に人手と時間がかかるほか、タンクの需要が急に高まったためメーカーに在庫が足りず、復旧に時間がかかっているということです。 業者などによりますと、見た目は異常がなくてもストーブを使用してみると灯油が漏れるケースもあり、放置して火をつけると火災につながるおそれもあるということです。 そのため、地元の消防は、使用する前にストーブ本体やタンクの点
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