ATOKに収録する日本語を監修するために、1992年1月に発足した組織で、作家、日本語学者、辞書家、学校の先生、マスコミ関係者など様々な世界で言葉に取り組んでいる方々が参加しています。今ではことばを扱うプロフェッショナルの方にも高く評価されるATOKの信頼は、ここが原点となっています。 ATOK監修委員会の成果は、1993年4月に発売した「ATOK8」で結実しました。その当時を、ATOK監修委員会 座長 紀田順一郎先生に振り返っていただきました。 紀田順一郎 <評論家、作家、ATOK 監修委員会座長> 1935年 横浜生まれ。近代思想史、文化史、書誌学、出版情報論、言語やコンピューターなど幅広い評論活動を行うほか、推理小説も手がけるなど、作家としても活躍。日本語についても深い関心を持ち《日本語研究シリーズ》全四巻を刊行。1992年よりATOK監修委員会の座長を務める。 「ATOKの監修委員