ブックマーク / robot.watch.impress.co.jp (2)

  • 認知ロボットの実験から考える「自己」とは?

    12月15日、東京財団の研究プロジェクト「VCASI(ヴィカシ。Virtual Center for Advanced Studies in Institution=制度にかかわる仮想高等研究所=仮想制度研究所の略称)」(主宰:青木昌彦スタンフォード大学名誉教授)は、独立行政法人理化学研究所(理研)の脳科学研究センターにて、認知発達ロボティクスの研究を行なっている谷淳氏によるセミナーを開催した。 谷淳氏は「脳・認知ロボットの実験から考える内在的な自己について」と題して講演した。テーマは、自己のありようについて。自己には「最小自己」「社会的自己」「自己参照的自己」の3段階があるという。そして「自己」は、過去の回帰と、将来の予測の相互作用において自己組織化される臨界的な状況において存在するものだと述べた。レポートする。 ●身体性と反射だけでは知的なロボットはできない 谷淳氏は、1981年に早稲

  • Robot-ニュース--機械で「心」を作る ~ 「AIの父」ミンスキー氏が早稲田大学で講演

    AI研究の草分けで「人工知能の父」とも呼ばれるマービン・ミンスキー(Marvin Minsky)氏が、6月22日、早稲田大学理工学キャンパスにて学生向けに講演した。日語での演題は「常識をもつロボットの実現に向けて ――常識・思考・感情・自己とは何か――」。 ミンスキー氏は1956年に行なわれたいわゆる「ダートマス会議」の発起人の一人で、MIT人工知能研究所の設立者の一人でもある。司会を務めた早稲田大学理工学術院長の橋周司氏は「人工知能というものに対して数学的なバックグラウンドを与え。学問として確立した」人物としてミンスキー氏を紹介した。 ミンスキー氏の著作としては『心の社会(The Society of Mind, 1985)』(安西祐一郎 訳/産業図書)が有名だ。そして間もなく共立出版から『The Emotion Machine: Commonsense Thinking, Arti

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