今回も前回に引き続き、私がLXCプロジェクトに対して送ったパッチなどを紹介していきます。 overlayfsのworkdirオプション 第18回で紹介したように、Ubuntuでは以前からカーネルにoverlayfsのパッチが当たっており、overlayfsが使えるようになっていました。しかしこの時点では、3.18カーネルでマージされたoverlayfsと違い、workdirオプションが不要でした。 LXCでは、以前からストレージバックエンドとしてoverlayfsがサポートされていたこともあり、私はカーネルにマージされる前からoverlayfsを使っていました。3.10カーネルがリリースされる前に、そろそろoverlayfsがカーネルにマージされそうということで話題になっていたことも、興味をもった理由でした。 私は普段はPlamo Linuxで最新のカーネルをビルドして使っています。そこで