■なぜKJ法が必要なのか 再現インタビューを実施したテストユーザーをワークモデル分析を通して、詳細を客観的に把握しました。 これらの情報からペルソナという新しい人格を作り出すためには、新しい発想が必要となります。 KJ法においてこれらの情報をさらに細かく単位化し、いろいろな情報をグルーピングしていく中で、様々な共通項を見出していきます。これらの共通項の発想が新しいペルソナの理想的な人格となっていきます。 ■KJ法とは何か KJ法はブレストなどでも広く活用されている、文化人類学者川喜田二郎氏(東京工業大学名誉教授)が開発した発想法です。 整理したり、カテゴライズするものでなく、新たな発想を呼び起こすことを目的としています。 情報を単位化し、新たな繋がりを見出しながら統合して、表札を付けていきます。 これらの表札が、ペルソナを作るための項目になっていきます。