こんにちは、熊谷です。 最近、複数のサーバでファイルを同期しなければいけないということがありました。出来るだけ手軽で簡単にそれを行いたいということで、何か良い方法がないものか、聞いたり調べたりしたところ、lsyncdなるものがあるのでそれを使用してみるのも良いのではないかと、アドバイスを受けました。 そんなことで、こちらのサイトを参考に実際に使ってみました。 例として、同期元は192.168.1.10、同期先は192.168.1.20とします。 まずは、同期元(192.168.1.10)にてlsyncdをダウンロードしてきてインストールです。makeするなりパッケージを作るなりしてインストールします。 設定ファイルは/etc/lsyncd.conf.xmlとしてこんな感じで記述しました。 <lsyncd version="1"> <settings> <logfile filename="
lsyncdというツールをご存じでしょうか?これを導入することで、リモートのホストとディレクトリ単位で同期をすることができます。 先日のエントリーでも紹介していますが、実は設定や導入がすごく簡単です。した設定でリモート間でファイルの同期をとれるのはやはり便利ですよね。 さて、今回はlsyncdの簡単な導入方法を紹介したいと思います。 lsyncdの仕組み lsyncdはlinux kernel2.6.13で導入された、inotifyというAPIをつかって動作しています。 inotifyはファイルシステムのイベントを取得することができるAPIで、ファイルの作成や削除などをそれぞれイベントとして取得をすることができます。 この仕組みと、rsyncを組み合わせてファイルの同期を行うことを実現しています。 lsyncdのインストール まず、以下のページからsourceをダウンロードしてください。
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