「事実でないことが、さも事実のように…」「寒気がする」宝塚の演出家が報道批判 一部ファンや元ジェンヌからは「勇気ある発言」に感謝の声 宝塚歌劇団(宝塚市)の演出家植田景子氏がこのほど、自身のInstagramを更新。劇団員の女性が9月に急死した問題と、その後の劇団の対応や会見をめぐる一連の報道について、「私の周りにあるリアルではなく、メディアによって脚色された上部の虚構でしかない。事実でない事が、さも事実のように世の中に広がっていく怖さと、何も言えない虚無感…。」とした上で、「週刊誌が掲載した文言そのままに、事実に反する内容を、テレビや新聞が平気で報道していることに寒気がする」と批判した。 植田氏は宝塚歌劇団初の女性演出家として1998年にデビュー。これまで数々の大劇場作品を手掛けており、2018年にはエイボン女性賞年度賞の芸術賞を受賞。宝塚への愛や創作秘話などを語った著書もある。 「報道