自民党の平沢勝栄衆院議員は6日、LGBT(性的少数者)について「この人たちばかりになったら国はつぶれてしまう」と発言していたことを取材に対し認めました。 報道によると、平沢氏は山梨県内での集会(3日)で「少子化問題」に触れ、「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。でもこの人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」と発言。「同性婚パートナーシップ証明書」を出している東京・渋谷区などを挙げ、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と述べました。 平沢氏の発言は、LGBTの自己決定と尊厳を深く傷つけ差別する重大な人権侵害です。“子どもを産むことが国への貢献だ”といわんばかりに、国民を「国家の道具」とみなす国家観を示しています。個人の人権確保のために国家権力を縛る立憲主義とは真逆の発想です。 そ