23日、東北・上越・北陸新幹線の大宮駅近くで起きた架線トラブルについてJR東日本は「架線を引っ張る装置が壊れたことが原因と推定される」と明らかにしました。 23日の架線トラブルでは新幹線283本が運休するなど、およそ12万人に影響が出ましたが24日は始発からほぼ平常運転に戻りました。 トラブルの原因についてJR東日本は、架線を引っ張るおよそ1.3トンの重りを支える「重錘ロッド」と呼ばれる鉄製の棒が破断したため架線が垂れ下がったと推定されると明らかにしました。 破断した「重錘ロッド」は1985年に上野-大宮駅間が開業したときから38年あまり使っているということですが壊れた原因はわかっていません。 JR東日本は同様の重錘ロッドおよそ500か所の緊急点検を行っています。
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