東京五輪、選手に毎日の検査実施へ 橋本会長、感染対策強化の意向 2021年04月21日22時50分 国際オリンピック委員会(IOC)理事会でのプレゼンテーション後、取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(左)と武藤敏郎事務総長=21日午後、東京都中央区 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は21日、東京都内で記者会見し、大会中の新型コロナウイルス感染対策として、参加選手に毎日のウイルス検査を実施する意向を明らかにした。現在の計画では検査は最低4日に1度だが、「原則的には毎日検査をしていく方向になろうかと思っている」と述べ、感染予防策などをまとめた「プレーブック」の改訂時に反映させる考えを示した。 五輪観客上限、6月までに判断 コロナ拡大で先送り 橋本会長はまた、4月に方向性を示すとしていた大会時の観客数上限については、結論を6月まで先送りする可能性を明言。