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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (13)

  • 面白さを決めるのは読者ではない - ハックルベリーに会いに行く

    「週刊アスキー」の読者がTwitter上でこの雑誌は面白くないとつぶやいたら、同雑誌の編集者の人が「面白いか面白くないか決めるのはアナタではありません」と反論した。すると、その当の読者やそれを見ていた第三者の間から、「面白いか面白くないのを決めるのは読者だ!」ということを言い出す人がたくさん現れて、話題になっている。 週刊アスキーの人にの面白さを決めるのはお前じゃないと言われちゃった - Togetter ここで一つはっきりさせておきたいのは、「面白さを決めるのは読者ではない」ということだ。これはもう、反論どころか議論の余地さえない既成事実である。では、「面白さを決めるのは作者か?」というと、それも違う。実は、そのどちらでもないのである。それ(面白さ)は、この世にすでにもともと存在している、先天的なものなのだ。この世には、ピタゴラスの定理みたいに「面白さの公式」というのがあらかじめ在って

    dekaino
    dekaino 2012/07/07
    満足度が低い「面白さ」に価値はない。商業出版で出してはいけない類。
  • マンガの原稿料を4倍にする方法 - ハックルベリーに会いに行く

    こちらのブログ記事を読みました。佐藤秀峰 日記 | 漫画 on Webマンガ家佐藤秀峰さんの友だちが、原稿料を7千円に減らされて、べていくのもかつかつの状況になり、「このままではもうマンガ家という職業は成り立たないのでは?」という問題に直面しました。そこで佐藤秀峰さんは、マンガ家という職業を存続させるために、7千円の原稿料でもべていけるよう、「制作費のコストカットは如何にすれば実現できるか」ということを考えています。しかし、これは率直に申しあげてあまり良い考え方ではありません。経営者は、利益を確保しようとするとすぐ「コストをいかに減らすか」という方向に議論を展開しがちなのですが、コストカットや価格競争は負のスパイラルに陥ってしまって、最後は必ず衰退の憂き目を見るのでいいことはありません。だから、もしこの先もマンガ家という職業を継続していこうとするのならば、「いかに制作費を減らすか?」で

    dekaino
    dekaino 2012/06/30
    MSはインテルとタッグを組んでWintel体制を作っており、自分だけで儲けてたわけではない。ドラッカー的視点では顧客は4倍の価値ではなく1/4のコストを求めているのだから、見当違いの努力で失敗必至だよね。
  • ぼくは結局、認められないだろう - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくには、いつだって「世間からは認められないだろう」という思いがある。それは今だってある。ドラッカーは「顧客からスタートしろ」と言った。それは分かる。芸術でも何でも、他者に認められて初めて価値がある。しかしながら、こと芸術に限っていえば、そこに一つだけ問題がある。というのは、すぐれた芸術――後世に残るような芸術というのは、えてして「同時代人には認められない」という現象があるのだ。 その例には枚挙にいとまがない。ソクラテス、ゴッホ、カフカ、宮沢賢治。中でも、最も象徴的な例として、セザンヌを挙げることができる。セザンヌは、絵画というものを突き詰めていく中で、やがて「絵の面白さとは写実性にではなく、ある種の心象風景のように、ちょっと歪んだものの中にこそ宿る」と考え、あえて遠近法に則らない描き方で絵を描いた。遠くのものを大きく描き、手前のものを小さく描いたのだ。すると、その評価は散々なものだった。

    dekaino
    dekaino 2012/06/20
    現世の成功をあきらめて来世救済に逃げるのか? 現在のイエスは十億人を超す信者に神と崇められる人物だが、本人のリアル人生視点では部下に売られて捕縛された末に死刑になった犯罪者に過ぎないんだよ
  • 執念も10年持ち続けると信念になる - ハックルベリーに会いに行く

    AKB48の第4回選抜総選挙がフジテレビで生中継されるという。AKB総選挙、3時間生中継!随時速報など国政仕様!! (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュースこの記事を読んで、久々に秋元康さんが昔よく言っていた言葉を思い出した。それは、「これからは劇場の時代だ」というものだ。 秋元さんが「これからは劇場の時代だ」と言い出したのは、ぼくの記憶が確かならば、おそらく2000年代の初頭だった。その頃の秋元さんは、今と同じくさまざまな企画を練っていたのだけれど、そのうちの一つに「別の事務所に所属するアイドルの卵同士をリングに上げ、何か特技をやらせ、どちらの特技がより観客への訴求力があるかを競わせて、そのトーナメント大会を定期的に開催することによってリーグ戦化し、上位入賞者にはCDデビューなどのご褒美が贈られる」という、今のAKB48の原型ともいえるようなものがあった。ぼく自身も、この企画の企画

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    dekaino 2012/05/17
    2000年にこれからは劇場型とか言われても、当時のコンテキストではTPDやらSKIという成功例の二番煎じ企画だよね。おニャン娘型ではアイドリングが成功してると思うし。勝てば官軍、後から理屈がついてくるの典型例。
  • ちきりん氏はぼくに感謝すべきである - ハックルベリーに会いに行く

    ちきりん氏がブコメを非表示にして話題になっているが、自分もはてな有名人からインターネット有名人になって新聞や雑誌の仕事をもらえるようになってサイトのPVと他でごはんべれるようになって、はてなブックマークのコメント内容を非表示に出来るくらいになりたい。 - orangestarの日記はてブコメントの一部ユーザー非表示を使っていたChikirin氏がブクマコメントを全部非表示に - ARTIFACT@ハテナ系 氏はぼくに感謝すべきである(ちなみにまだ感謝されていない)。なぜなら、はてなブコメの非表示機能は、ぼくがかつてはてな株式会社に直談判して取りつけさせたものだからだ。(それはnaoya氏がぼくの軍門にまさにくだった瞬間だった)。ソースはこのエントリーである。 はてなの全スタッフは次に引くエントリーとそのエントリーページを見ると良い。ここで行われているのは文字通り「いじめ」だ。それ以上でも

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    dekaino 2012/04/11
    うーん いまいち燃料の質が悪い
  • はてなという企業の脆弱性 - ハックルベリーに会いに行く

    以前からぼくは何度も主張していたのだが、株式会社はてなは企業としてゆゆしき問題をはらんでいる。何が問題かというと、技術や提供するサービスはすぐれているのに、肝心の倫理がまるっきりなっちゃいないことだ。人としてダメなのである。性根が腐っている。だから今回のような問題が出る。ぼくなどには、これはあらかじめ分かっていたことだ。ほれ見たことかという感じである。そしてこれは治らないだろう。今後も二度三度続くはずだ。間違いない。これを直す方法はただ一つ、はてなによるぼくへの心からの謝罪である。またかと思わないでもらいたい。あるいは、冗談とも受け取ってほしくない。むしろ、これしか方法がないとも言える。ぼくに謝罪してもらったからって、ぼくには何の得もない。得があるのははてなの方だ。自分の非を認めることで、はてなは企業として一歩成長できるのである。話は変わるが、はてなの脆弱性は、アジャイル・メディア・ネット

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    dekaino 2012/03/18
    わかりやすい増長文! 将来「あの人は今!?」特集で絶対引用される。もはや「増長芸」といっていい域。これで若いアイドル女優と結婚すれば数え役満だな
  • 真の教師の心得 - ハックルベリーに会いに行く

    あまりにも愚かしい記事「教師の心得 - bluelines」を見つけたので、批判記事を書く。ぼくは、エンターテインメントの制作者を業としているものの、誰かに何かを教えてきたケースは多い。お笑い学校の講師をしているし、『課外授業ようこそ先輩』では小学生相手に小説の読み方を教えた。セミナーで話すケースも多い。その中で、多くのことを発見した。自分が学生だった時のことも含め、「学ぶ」とは何かということを考え、見つけてきた。それでいうと、この記事の教師はまるでダメだ。彼は、学生を教えられない。まただからこそ、学生も学ぶことができない。 1.君が教えようとしていることは、「とても大切でとても面白い」ことを決して忘れないようにしなさい。また、それを学生に伝えることも忘れてはいけない。教えようとしていることが「大切だ」というのは分かるが、「面白い」というのはおかしい。なぜなら、「大切な教え」は、しばしば

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    dekaino 2011/09/25
    ハックル先生の教え子にはそういう愚かな子羊しかいないのだろうね。
  • 「小説の読み方の教科書」を書き、それを伝えていくのがぼくの使命 - ハックルベリーに会いに行く

    ところで、id:yaneuraoさんという人が、ぼくの書いた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(以下『もしドラ』)についての記事を書いてくれている。せっかく書いてくれたので、それらについてぼくの考えを述べさせて頂こう。ちなみに3つ記事を書いてくれたので、順次ご紹介していく。最初はこの記事だ。 もしドラの作者は思い込みが激しすぎるのではないか - やねうらお−よっちゃんイカをべながら、息子語録を書き綴る当にもしドラの作者の言うように、「そういう人が少数ながらもいる」(全体の数%ぐらい?)程度ならば、その人達の読解力が不足しているのかなとは私は思うのです。(もちろん、作者としてそういう人たちにもわかりやすく伝わる努力はするべきですが。)ところが、私が今回の記事を書いて、1日でこの記事に1万PV程度あったわけですが、誰ひとりとして、「この書店員はこれ

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    dekaino 2011/08/13
    書籍は売れたけどアニメ・映画では売れないんだから、内容の質がいいんじゃなくて本の売り方(ターゲットドメイン設定からプロモーションまで)が巧いってことだよね。ケータイ小説を書籍化して売れた某タイトルと同じ
  • 最近の活動報告 - ハックルベリーに会いに行く

    前回の記事でもお知らせした通り、東北大震災に被災された方々への義援金として、日赤十字社さんを通じて『もしドラ』の印税から3000万円を、また講談社さんを通じて『エースの系譜』の印税のうち10%(定価の1%)を、寄付させて頂くこととなりました。 それに関連してというわけではないのですが、テレビ東京系の報道番組、『ワールド・ビジネス・サテライト』に出演し、被災地へを届ける運動に参加させて頂きました。[WBS]annex?書き手から被災地へ、この一冊?(4/13放送):ワールドビジネスサテライト:テレビ東京今回は、13年前に生まれて初めて書いた小説である『エースの系譜』や『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(通称『もしドラ)』、それに監修した『甲子園だけが高校野球ではない』を、各10冊ずつ、計30冊おくらせて頂きました。エースの系譜作者: 岩崎夏海,久米

    dekaino
    dekaino 2011/04/18
    あーあ。下手に売れっ子になって取り巻きにセンセイセンセイと祭り上げられると、自己把握できなくなってこうなっちゃうんだよね。売れなくなったら手の平返すように取り巻きが消えていき、すぐ我に返るので心配無用
  • 非常に危険な領域 - ハックルベリーに会いに行く

    はてなの全スタッフは次に引くエントリーとそのエントリーページを見ると良い。ここで行われているのは文字通り「いじめ」だ。それ以上でもそれ以下でもない、正真正銘の「いじめ」である。株式会社はてながインターネットに生み出した空間で――id:jkondoがビジョンし、id:naoyaがコンストラクトし、id:kawasakiがプロモートしてきたインターネット上のコミュニティにおいて、今まさに「いじめ」が行われているのだ。そして、はてなにはそれについての責任がある。なぜなら、はてなダイアリーあるいははてなブックマークは、いじめを助長しやすい設計になっているからだ。誰がための「オシャレな女」なのか? - 倒錯委員長の活動日誌 はてなダイアリーユーザーであるid:usukeimadaは、2009年の7月20日、上記のエントリーを上げた。その中に、こんな一節があった。文脈も大切なので、少し長めに引用する。

    dekaino
    dekaino 2009/07/23
    イジメ問題にコジツケてる。これはイジメではなく下手な言説を公開したら批判されるってだけのこと。批判されたくなければ公開しない以外に方法はなく、今回もその方向に向かってるだけ。言論公開に批判は不可避。
  • なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか? - ハックルベリーに会いに行く

    母の教え梅田望夫さんのインタビュー記事を読んだ。日のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia Newsこれを読んで思ったのは、「なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか?」ということだ。 なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか? それがぼくには分からない。当に、普通に話しを聞きにきても良さそうなものだと思う。むしろ、話を聞きにくるのが自然だと思う。それが、こうまで話しを聞きにこないと、ぼくははてなのことを疑ってしまう。ぼくははてなを、「当に真面目にビジネスをする気があるのか?」と疑ってしまう。「企業として、顧客のニーズに応えようという気があるのか?」と疑ってしまう。「組織として、社会に貢献しようという気があるのか?」と疑ってしまう。もし、今はてなが株を公開しても、ぼくは買おうとは思わない。確実に値上がりが見込めるような状況でも、やっぱり要らない。

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    dekaino 2009/06/02
    お金の匂いがしないからだと思う
  • 全体最適を考えないのは、視点の低い、考えの足りない、責められるべきことだ - ハックルベリーに会いに行く

    意図的かどうかは知らないが、id:Chikirinの「全体最適」についての言説にはかなりの割合で欺瞞、詭弁、嘘、まやかし、ミスリードが混入している。全体最適 vs. オレ様最適 - Chikirinの日記 このエントリーは真性の釣りで、「『全体最適』というのは『詐欺的な理屈である』」というよこしまな考えを持った人々をただ煽ってるにすぎない。はてなーがこういう言説に煽られやすく、なおかつトリアージという言葉に敏感な人間も多いということを狙ってのエントリーだろう。 ぼく自身、そういう煽りは嫌いじゃないし、狙いも面白いと思うのだが、ただし結論が全く納得いかない。そういうよこしまな層を糾弾したり、あるいは罵倒したり冷やかしたりするのが目的で書かれたのなら大賛成なのだが、氏はむしろそれに同調するというか、そういうよこしまな考えを持った人々に自己正当化の言い訳を与えたり、彼らの自己憐憫を助長させるよう

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    dekaino 2009/04/17
  • 現実から目を背けてはならない - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは、もともとあんまりブックマーカーの人たちをそうひどいと思っているわけではない。AntiSepticさんの言うように、ブックマーカーがバカで弱虫で卑怯者の独りよがりばかりだとは思ってない。 参考安全圏から出ようとしない卑怯者 - 消毒しましょ!一覧非表示より、コメントにコメントつけられる機能「コレが「絵の上手い漫画ランキング」の完全版です。」という記事についてのいくつかの考察 もともと、ぼくのブログにはそういうコメントがつかないというのもある。それどころか、強烈にインスパイアされたり教えられたりするコメントもあるわけで、そういうのに対しては何度かエントリーにして言及もしてきた。 コメントありがとうございます過度に伝えようとするところに欺瞞が宿る ところが、時折、当に時折なのだが、とても悲しくなるようなコメントもある。それはこんなコメントだ。 hatuseno この間書き上げたSF

    dekaino
    dekaino 2008/09/06
    Sense of Wonder成分がはじめから無いならともかく、それを表現しようとしてるのに読者に伝わらないというのは、SF文学としては致命的だ。せっかく直球な批判を頂いてるのに受け止められずに逃げてしまっては成長しない。
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