インド領アンダマン諸島の北センチネル島に住むセンチネル族は、外からの接触に激しく抵抗している。1974年にナショジオの遠征隊が撮影した写真。(RAGHUBIR SINGH, NAT GEO IMAGE COLLECTION) インドの東、ベンガル湾に浮かぶ北センチネル島に、地球上で最も孤立したと言っていい狩猟採集民が暮らしている。 【関連写真】弓と矢を掲げて小躍りするセンチネル族の戦士たち、象徴的な1枚 北センチネル島はサンゴ礁に囲まれた三宅島ほど(面積約60平方キロ)の島で、現在はインド領だが、センチネル族の人々は部外者の立ち入りを完全に拒んでいる。森に覆われたこの島の住人は彼らだけで、人口はおそらく100人ほど。外界との接触がない彼らがいつからこの島に住んでいるのか、正確なところは誰も知らない。だが、いくつかの研究により、数万年前にアフリカから移住してきた可能性が示唆されている。 セン