日産自動車は2日、コンバクトハッチバックの『ノート』に、新パワートレイン「e-POWER」を追加して発表、同日より発売する。e-POWERは、搭載しているガソリンエンジンで発電し、その電力を利用して電気モーターの力で前輪を駆動する。 通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま、高電圧バッテリーからの電力だけで発進する。たとえば夜間や早朝の住宅街でエンジン音を気にすることなく走行できる。バッテリーの充電残量や車速に応じてエンジンを始動、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電する。急加速や登坂時などでは、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接モーターに供給する。減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力をバッテリーに充電、停止寸前まで回生が行なわれる。 走行モード「e-POWER Drive」は、ワンペダル感覚、すなわちアクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減