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ブックマーク / diamond.jp (20)

  • 羽生善治三冠インタビュー「親の期待がなかったから強くなれた」

    1985年生まれ、岐阜県出身。名古屋大学理学部卒業。大学を休学し、ITベンチャー企業にて3年間インターンシップを経験。卒業後、2008年に障害者支援企業のウイングルに入社。入社後わずか1年3ヵ月、24歳で代表取締役社長に就任する。「障害のない社会をつくる」というビジョンを掲げ「多様な教育機会と社会での活躍」というワンストップサービスを提供し、福祉、教育分野に変革を起こしている。「世界を変え、社員を幸せに」が理念。尊敬する人物は坂龍馬、孫正義。 気になるあの人の才能の磨き方 突き抜けた才能の持ち主は、子どもの頃、どのような教育を受けてきたのだろうか。大人になった後も、どのように才能を磨いているのだろうか。障がいのある子どもの才能を伸ばすべくオーダーメイドの幼児教育を行なう株式会社LITALICO(旧社名:ウイングル)の長谷川社長が、各分野で偉業を達成した「天才」たちに話を聞き、「才能の磨き

    羽生善治三冠インタビュー「親の期待がなかったから強くなれた」
    delayedresolve
    delayedresolve 2014/05/19
    『どんな才能でも、たとえ先天的なものがあっても、それを見出し、伸ばす環境がなければ萌芽の機会さえないかもしれません。そう考えると、先天的なものよりも、後天的なものの影響のほうが大きいと感じます。』
  • 札束を積むより信用を築け!~FacebookやTwitterがつくる21世紀の“信用主義経済”をよりよく生きるコツ~

    山口揚平(やまぐち・ようへい) 早稲田大学政治経済学部(小野梓奨学生)・東京大学大学院修士。 1999年より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、独立・起業。企業の実態を可視化するサイト「シェアーズ」を運営し、証券会社や個人投資家に情報を提供する。2010年に同事業を売却したが、のちに再興。クリスピー・クリーム・ドーナツの日参入、ECプラットフォームの立ち上げ(のちにDeNA社が買収)、宇宙開発事業、電気自動車(EV)事業の創業、投資および資金調達にかかわる。その他、Gift(ギフト:贈与)経済システムの創業・運営、劇団経営、世界遺産都市ホイアンでの8店舗創業(雑貨・レストラン)、海外ビジネス研修プログラム事業、日漢方茶事業、医療メディア事業、アーティスト支援等、複数の事業、会社を運営するかたわら、執筆、講演活動を行っている。専

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    delayedresolve 2014/04/19
    『お金は所詮、人間が経済活動のために信用を数値化して、価値を仲介するために作り出した道具に過ぎない』
  • JRAの払い戻し率改訂で「馬券」について考える

    やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 馬券の種類別の払い戻し率を 改訂するJRAの狙いは? 日中央競馬会(JRA)は、6月7日から馬券の種類別の払い戻し率を改訂すると発表した。 これまでは、単

    JRAの払い戻し率改訂で「馬券」について考える
    delayedresolve
    delayedresolve 2014/03/05
    『3連単は「単勝の3レース転がし」と意味が似ている。単勝で3レース転がすと20%の控除を3回取られて払戻しの期待値は51.2%まで下がってしまうが、3連単はこの払い戻し率を72.5%にしてくれる馬券だと考えることができる』
  • 【第1回】エピジェネティクスとは何か?多額の研究費をかけた実験の失敗が教えてくれた生命の謎

    生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2007年に発表した『生物と無生物の間』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞および中央公論新書大賞を受賞し、ベストセラーになる。他に『ロハスの思考』(ソトコト新書)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『動的平衡』(木楽社)、『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、『ルリボシカミキリの青』(文藝春秋)、『動的平衡2』(木楽社)など著書多数。 福岡伸一教授が語るエピジェネティクス入門 「生命とは何か」を追い求める生物学者であり、『生物と無生物の間』や『動的平衡』などのベストセラー作家でもある福岡伸一教授に、今、生物学で最も注目されているエピジェネティクスについて伺った。旧来の遺伝学とは違う、新しいエピジェネティクスとはどういうものなのか。遺伝子以外のものも遺伝する

  • 競馬をめぐる羨ましくも可哀想な話

    やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 競馬で約1億4000万円の儲け 心から「羨ましい!」実績 日頃ニュースを見ていて、「いいな」と思うくらいの話は時々あるが、心から「羨ましい!」と感じる話はそ

    競馬をめぐる羨ましくも可哀想な話
  • 【キース・ジャレット「ケルン・コンサート」】即興演奏の無限の可能性を示し偉大な音楽家へと脱皮する瞬間を刻む

    1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。 今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内 ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。 バックナンバー一覧 世の中には、大成功を収めた人がいます。 芸術であれ、ビジネスであれ、学問であれ、スポーツであれ、それぞれの道で奥義を極めた人たちです。もちろん、成功

  • 「うつ」の症状とよく似ている 若年性アルツハイマーの怖さ | 働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気 | ダイヤモンド・オンライン

    突然の怒鳴りたい衝動の後、落ち込む 軽いうつだと思っていたら 若年性アルツハイマーと診断されたEさん(57歳)のケース 突然、会議室で立ちあがり 怒鳴りたい衝動にかられる リーマンショック以降、長引く不景気と会社からのプレッシャーで、ストレスがたまっているせいだとEさんは思っていた。入社以来30年以上家族とも言い争いなどしたことなどないにも関わらず、会議で役員から数字の未達を指摘された瞬間に、自分のなかで何かがはじけた。立ちあがって「うるさい!」と怒鳴りたい衝動をやっと抑えた。 Eさんのその時、自分が自分でない何かに一瞬乗っ取られる感覚、脳のザワザワ感をはじめて感じた。その高揚感のあと「一体自分はどうしてしまったのだろう?」と激しく落ち込んだ。 50歳を過ぎたあたりから感じるようになった疲労感が、55歳を過ぎてからはっきりとカタチになってきた。月曜日から金曜日まで、電車に乗って通勤をするの

  • 夏目漱石は「自分がない」空虚な状態からどう脱したのか?――「自己本位」の発見 | 現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く | ダイヤモンド・オンライン

    ――自分が当は何がしたいのかわからない。 前連載(「うつ」にまつわる24の誤解)の第16回でも取り上げましたが、現代の「うつ」において、このような悩みが浮上してくるケースが非常に多くなってきています。 今の社会では、幼い頃から「やらなければならないこと」を休みなく課せられてくることが多く、なかなか、ゆっくりと「やりたいこと」に思いを巡らす余裕が与えられていません。 そのうえ、外から「与えられる」膨大な知識を次々に記憶し、「与えられた」方法で要領よく情報処理することを求められるために、人々の多くは、「自分は何をしたいのか?」「これは当に自分がやりたいことなのか?」といった問いを持つこと自体に、不慣れになってしまっているようです。 しかしながら、このように「主体」を見失ってしまったという悩みは、現代人のみに見られる新しいテーマというわけではありません。これは、近代的自我の目覚め、つま

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    delayedresolve 2009/10/17
    『自分の酒を人に飲んでもらって、後からその品評を聴いて、それを理が非でもそうだとしてしまう…とうていわが所有とも血とも肉ともいわれない、よそよそしいものをわがもの顔にしゃべって歩くのです』
  • 「恵まれているはずなのに、何を悩むことがあるんだ?」 ――世代間ディスコミュニケーションの背景にあるもの | 現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く | ダイヤ��

    1 2 3 「恵まれているはずなのに、何を悩むことがあるんだ?」 ――世代間ディスコミュニケーションの背景にあるもの 「うつ」についてマスメディアがとり上げる機会も増え、社会的にもメンタルヘルスへの意識が高まってきて、研修や啓蒙活動が活発になされるようになりました。しかし、依然として「うつ」に陥った人を取り巻く人間的環境は、まだまだ十分なものであるとは言えません。 とりわけ、上司と部下、親と子などの基的価値観の相違は、世代間のディスコミュニケーションを生み、「うつ」についての無理解が生まれる大きな原因となっています。 ――何不自由なく恵まれているはずなのに、何を悩むことがあるんだ? ――自分たちの若い頃は、「自分らしく」なんて考える暇はなかった。どんなことでもひたすら続けていけば、それなりに何とかなるものだ。 ――今の人たちは贅沢病で、精神的に弱くなっているんじゃないのか?

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    delayedresolve 2009/10/01
    『人間の欲求には右の図のようなヒエラルキー(階層)があって、低次の欲求が満たされるに従ってより高次の欲求に段階的に移行していくもの』マズローの「欲求段階説」
  • 拉致問題、もはや萎縮などしている場合じゃない | 森達也 リアル共同幻想論 | ダイヤモンド・オンライン

    テレビ画面の中の彼はいつも怒っていた 「やっとお会いできましたね」 椅子から立ち上がりながら、蓮池透さんは言った。僕も同じ思い。正真正銘の初対面であるけれど、そんな気がしない。ほぼ同世代で新潟出身ということも共通しているけれど、もちろんそれだけが理由じゃない。 北朝鮮による拉致被害者である蓮池薫さんの実兄であり、家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)の元副代表で事務局長でもあった蓮池透さんの顔は、五人の拉致被害者が帰国した2002年10月以降、家族会のスポークスマンとして、ほぼ毎日のようにテレビで見ていた。 テレビ画面の中の蓮池さんは、いつも怒っていた。苛立っていた。日政府の対応は生ぬるいとして、北朝鮮への強硬な制裁を激しく主張していた。憲法九条が拉致問題の解決を阻害していると発言したこともある。北朝鮮に対して自衛隊を出動させるべきだと主張したこともある。 その蓮池さんが、

  • 新型インフルエンザ騒動で冷静さを欠く日本人とメディアの異常|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン

    「日型インフルエンザ」が大流行している。別名「マスコミ感冒」。もちろん、正式名称ではない。先々週、筆者が今後の日国内のパニックを予測して勝手に名付けたものだ。案の定、今週、そのインフルエンザは日列島をパニックに陥れている。 きょう現在(20日)、国内の新型インフルエンザの感染者は190人を越えた。とくに関西地区では学校を中心に広がりをみせ、橋下徹大阪府知事が「都市機能のマヒ」を心配するほどまでになっている。 大阪を歩いていると、街中にマスク姿が溢れ、なにやら危険なエリアに紛れ込んだような気分にさせられる。伊丹空港も新大阪駅も厳戒態勢を敷いている。空港職員や駅員はみなマスク姿である。実際、浜崎あゆみや倖田來未のコンサートが中止になり、各種イベントも中止や延期に追い込まれている。 マスクをつけないで歩いている筆者に冷たい視線が集まる。自意識過剰だろうか。だが、持たなくてもいい罪悪感

  • なぜ僕たちは刑事裁判に参加するのか?|森達也 リアル共同幻想論|ダイヤモンド・オンライン

    5月21日から裁判員制度が始まる。基的には選挙権を持つ国民のすべてが、この制度の対象になる。法務省はこの制度の周知に懸命だけど、その概要がどうもよくわからない。何がわからないのかがわからない。何となく焦点がぼけている感じが、どうしても拭えない。 (1)国民が刑事裁判に参加する制度である。 (2)被告人が有罪か無罪か(被告人が犯罪を行ったことにつき「合理的な疑問を残さない程度の証明」がなされたかどうか)を判断する。 (3)法律に定められた範囲内で、どのような刑罰を宣告するかを決める。 (4)裁判員制度の対象となるのは、殺人罪、強盗致死傷罪、傷害致死罪、現住建造物等放火罪、身代金目的誘拐罪などの重大な犯罪の疑いで起訴された事件とする。 (5)原則として、裁判員6名と裁判官3人が、ひとつの事件を担当する。 選挙人名簿から無作為に選択された国民は、一部の例外(年齢が70歳以上であった

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    delayedresolve 2009/05/22
    『アメリカの陪審員制度では、陪審員が無罪判決を出したとき検察官は控訴できないことになっている。ところが裁判員制度の場合、裁判員が導入されるのは一審のみ。』
  • なぜ、「死にたい」と思うのか?――「ウツ」と「自殺」の関係|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

    ――「うつ」にまつわる誤解 その(11) 「死にたい」が 封じられることの危険 しかし、ひたすらに「死にたい」という気持ちを聴くことが可能になるためには、聴く側の人間自身が「道徳」という規範から自由になっていなければならないという問題があります。つまり、「死にたいなんて考えるのはよくないことだ」という一般的な道徳の範疇に留まっている限り、「死にたい」人間の気持ちに「共感」することには原理的な無理があるわけです。 私たちは日頃、「死」というものから遠ざかって生活しているために、「死」という言葉を耳にしただけで、あわてふためいて、目をそむけてしまいがちです。それゆえに、「死にたい」という苦しみが吐露された場合に、それを受け止めきれずに、つい「道徳」や「ポジティブシンキング」などを持ちだして、もうそんなことを相手が考えないようにと封じ込めるような応対をしてしまうのです。 厳しい指摘かも知れ

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    delayedresolve 2009/05/13
    『周囲が「よくなった」と言って喜んでいることが、患者さんに対して「もう決して逆戻りしたような悪い状態を見せられない」といったプレッシャーになってしまっている場合がある』
  • なぜ、「死にたい」と思うのか?――「ウツ」と「自殺」の関係|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

    ――「うつ」にまつわる誤解 その(11) 皆さんもよくご承知の通り、自殺は「うつ」における最大のリスクであり、社会的にも大きな問題になっているものです。 「どのような心理で、人は死を望むようになってしまうものなのか?」  「死を望む状態の人に、周囲の人間はどう関わることができるのか?」 非常に重いテーマではありますが、「うつ」を考える上で、決して避けて通れないこれらの問題について、今回は真正面から考えてみたいと思います。 死を望む人の心境とは? 多くの場合、「死にたい」と訴えるクライアント(患者さん)は、積極的に「死」を望んでいるというよりは、むしろ、終りなく続くように見える苦しみからとにかく解放されたいという気持ちを強く抱いて、「死にたい」という言葉を口にされるものです。 「死にたいなんて、とんでもないことを考えてはいけない」  「死んだら周りの人がどんなに悲しむか、考えてごら

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    delayedresolve 2009/05/13
    『「道徳」や「ポジティブシンキング」…「もうこの人には本当の気持ちを打ち明けるのはよそう」と考えて心を閉ざしてしまい、「大丈夫。もう死にたいなんて思わないから」と元気な自分を演じ始める』
  • 間違っていませんか?―「ウツ」の人への接し方|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

    ――「うつ」にまつわる誤解 その(15) 「うつ」で療養中の人に対して、ご家族など周囲の人から「どう接したらよいのでしょうか?」「何か注意すべきことはありますか?」といった質問を受けることがよくあります。周囲の方たちにとってみれば、「うつ」の状態の心理は理解しがたいものでしょうから、接し方について戸惑ってしまうのも無理はありません。 しかし、よく言われているような「励ましてはならない」といった単発のマニュアルに従ってみても、それが表面的なものに終わってしまうことが多いようです。 そこで今回は、周囲にいる人たちが「うつ」について少しでも理解を深め、表面的でない接し方ができるためにはどんなことが大切なのか、考えてみましょう。 なぜ「励ましてはならない」のか? 「うつ」の方に対する間違った接し方には実に様々なものがありますが、いずれも「うつ」が起こるからくりが理解できていないところから来

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    delayedresolve 2009/05/13
    『「うつ」状態がとてもひどい時期には、すべての意欲も活動性も落ちていますから、かえって自殺の意欲も弱まっていることが多い…むしろ心配なのは、その後復調していく途上において、意欲が回復してくるとき』
  • 大野和士 利己的なる個性と無縁の音楽への愛|アマデウスたち|ダイヤモンド・オンライン

    稀代の音楽家は今、世界中の喝采を浴びている。名立たる欧州歌劇場の音楽監督を歴任し、今年9月にフランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者に就任した。仏国立歌劇場の指揮者を日人が務めるのは、歴史上はじめてのことである。 なぜオペラがしっくりくるのか。「人間が文字や文法を知らない時代に、音楽はあった。歌である。感情のわき上がりに思わず声を出した。それは人間としての証明でもある。あるとき、声が物語、せりふとして具体的な意味を帯びたときに放出されるエネルギーに、心を鷲掴みされる経験をした。これは何か、突き詰めたいと思った」。 しかし、指揮者は声を出すことも、楽器を奏でることもない、無音の表現者である。「あたかも指揮をされていないような印象を弾き手が抱いている状況をつくり出すことが指揮者の役割。あちらに行きましょうと弾き手一人ひとりを誘導し、それぞれが自らそこに向かった結果、みんな同じ場所に集まってい

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    delayedresolve 2009/04/04
    『「楽譜にアクセントの指示があれば、強調しない選択肢はない。なぜ強調するのかを読み解こうとする。そこまでは共通の土台だ。その上に感受性を介した個性が結果として表出する。だが、その土台ははるかに高い」』
  • 何のために、印鑑を押すのか|森達也 リアル共同幻想論|ダイヤモンド・オンライン

    パスポートを紛失した。帰国した成田で入国手続きを普通に終えたのだから、そのときは確かにあった。 成田からJRを乗り継いで帰宅して、カーゴパンツの膝のポケットに入れていたはずのパスポートがなくなっていることに気がついた。どう考えても不思議だ。弾みで中のものが落ちるようなポケットではない。どこで消えたのだろう。でも思い悩んでいる余裕はない。 まずは警察に遺失物の届けを出して、次に旅券事務所に連絡した。なくしたパスポートの失効と新しいパスポートの申請。必要な書類はいろいろ。 警察の紛失証明書に加え、紛失一般旅券等届出書やら縦4.5×横3.5の写真とか、住民票に戸籍抄に運転免許証に印鑑。 戸籍抄に住民票。もちろんそんなもの家に常備しているはずがない。そもそもなぜ2つ必要なのだろうか。この2つの書類に免許証や印鑑が必要な理由は、人であることを証明するということなのだろうけれど、なぜこん

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    delayedresolve 2009/04/04
    『印章文化と同様に戸籍制度は、現在の世界では唯一、日本だけが持つシステムといえる。』
  • 「昼夜逆転」現象のナゾ――なぜ「ウツ」の人は朝起きられなくなるのか?|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

    ――「うつ」にまつわる誤解 その(7) 「うつ」の状態になると、朝の起床が徐々に困難になってきます。そのため、次第に遅刻や出社不能などの問題も生じやすくなってきます。 第3回で「うつ」と遅刻の関係については詳しくとり上げましたが、今回はさらに、日中に寝てしまい夜中に起きている「昼夜逆転」の状態について考えてみましょう。 気づくと、 夕方に起きて明け方寝る生活に・・・ 3ヵ月前から「うつ」で休職中のSさんは、奥さんと2人暮らしです。奥さんも会社勤めをしているので、平日の日中、Sさんは1人で家にいる生活です。 奥さんの協力もあって、朝はどうにか起こしてもらって、出社前の奥さんと一緒に朝を摂るようにしており、日中も寝てしまわないように、近所の散歩や家の掃除や皿洗いなどをするよう自分で決めました。 会社の健康管理室の産業医や通院中のクリニックの主治医からも「自宅療養中は、なるべく規則正

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    delayedresolve 2009/01/29
    この心理はなんとなくわかる。日曜日は気が楽だったりとか。
  • 「空売り規制」は株価回復機能を奪う大愚策|辻広雅文 プリズム+one|ダイヤモンド・オンライン

    株式市場の大混乱に度を失った政府が、「空売り」規制を強化した。空売り規制強化には、政府が願うような株価の暴落を防ぐ、市場安定化効果が当にあるのだろうか。 株の売り方は、三種類ある。第一に、現物を売る。第二に、株券を借りて売る。個人投資家による信用取引もそれに当たる。第三に、借りる株券を手当てしないままに売る。ネイキッド・ショート・セリングと呼ばれる手法だ。第二と第三の手法が、空売りに分類される。 今回、この第三の手法が禁止された。また、発行済み株式総数の0.25%以上を空売りした投資家に対して、証券取引所への報告義務を課した。この二つが、政府の空売り規制強化の柱である。  この二つの措置は、リーマン・ブラザース破綻への対処策として欧米が緊急採用した内容と同じであり、“世界協調”の側面はあるだろう。「日の株式市場だけ穴を開けておくわけにはいかない」(金融庁幹部)という説明はつく。

  • テレビと新聞の“ウェブ対応度”に見る日米の絶望的な格差|野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道|ダイヤモンド・オンライン

    でジャーナリストと言われている人々とインターネットの話をすると、「インターネットにはくだらない情報ばかりが溢れている。われわれは、そうした情報ではなく、正しい情報を流す義務を負っている」という反応が返ってくる。 つまり、彼らは、インターネットで流れている情報は、一般市民が発する草の根報道だけだと思っているのだ。確かに、10年前にはそうだったかもしれない。そして、いまもそうしたものが膨大な量で存在しているのは事実だ。 しかし、いまや新聞もテレビも、インターネットを通じて閲覧・視聴できるようになってきた。つまり、「マスメディアは、ウェブの中に取り込まれようとしている」のだ。したがって、ウェブの情報には、ブログ、ウィキペディア、YouTube、あるいはBBS(電子掲示板)に代表される「草の根的発信」と、新聞、テレビなどのマスメディアの両方が存在していることになる。 ところが、日では、

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    delayedresolve 2008/09/08
    『日本でジャーナリストとインターネットの話をすると"インターネットにはくだらない情報ばかりが溢れている"/一般市民が発する草の根報道だけだと思っている/日本では公開は限定的だから実感できない』
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