北条時房(ときふさ)邸跡に建ったビルに10月、タリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮店(鎌倉市雪ノ下1)がオープンし、店内で同所から出土した遺物などを展示していることから、SNSなどで「時房タリーズ」と呼ばれ話題になっている。 店内の壁に発掘調査時の映像が流れ、窓の外には復元された井戸が見える 「鎌倉市内への1号店は歴史や風土、文化を取り入れたものにしたいと考えていたところに、駅から離れてはいるものの理想的な物件と巡り合った」と話すのはタリーズコーヒージャパン事業開発本部の知久和男さん。「地域の特性を生かしながら、観光で訪れる方にはもちろん地元の方にも長く愛される店づくりを目指した」と続ける。 同店が入居するのは、鶴岡八幡宮前の「三の鳥居」からわずか70メートルほどの若宮大路沿いに建つビル。鎌倉時代には源頼朝の義弟である北条時房の屋敷があったとされる一角で、建て替え工事の際の調査で遺構や大量の遺物
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