新たに色のビジネスを模索、探し出していくためには、印刷業界も慣れ親しんだCMYKもしくはRGBの世界からさらに人の眼の機能についても十分に理解していく必要性あるのではないだうか。 ユニバーサルデザインもしくはユニバーサルフォントと言ったことが業界でもよく話題になる。すべての人のためのデザインを意味し、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインを目指している。ユニバーサルデザインの認知が広がり、高齢化が進む日本で誰もが暮らしやすい社会が実現することが望まれている。一方、高齢化社会が進み、老眼や白内障など衰えによる障害をかかえる人が増加している。製品の小型化やデジタル化が急速に進み、Web画面やリモコン操作表示、携帯電話のプッシュボタン/カーナビ表示などの文字、さらにマニュアル類、保険などの約款や新聞などの既存の紙媒体も含めて、身の回りのモノすべてについて、見えにくさや間違いやす