7冊目は「アイデア・スイッチ」です。これは私が尊敬する石井力重さんの本ですが、石井さんがすごいのはアイデア発想を支援するビジネスを展開しながら、そのツールを創っていること、そしてそのツールをオープンにしているところです。最近はアイデアソンやハッカソンなど、アイデアをオープンにする活動が盛んになってきていますが、それが盛んになる以前から行なっていることがすごいと感じています。石井さんのブログの311specialにはその技法の多くが公開されています。 で、何故その石井さんの本を出したかというと、結局プロセスだけではものがつくれないので、どこかで発想を刺激することが必要になります。そこにはメソドロジーがない、とよく言われているのですが、「創造工学」というところで、創造という領域に対して工学的なアプローチをとっていて、その分野でずば抜けているのが石井さんだと感じていて、というわけで紹介したもので
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