複数の振り子時計を並べると、“振り子”同士が申し合わせたかの様に歩調を合わせるようになる。「ホイヘンスの原理」だ。1665年の冬、ホイヘンスが体調が悪く自宅に引きこもっていた時に発見されたというのが心強い。振り子はいいなあ仲間がいてなんて思っていたら、あらびっくり、という話か。 他にも似たような現象はいろいろある。たとえば、2本のローソクを少し離れた場所で灯すと、お互いの炎が互い違いに振動するようになる。 こちらは千葉大学の北畑裕之さんの実験だ。早速100円ショップに買いに行こうと思ったのは、卒業アルバムでビンのフタを集めてそうな人ナンバーワンになった私だけだろうか。 また、パイプオルガンの近い音のパイプ同士を近づけると、打ち消しあって消え入るような音になってしまうそうだ。パイプオルガンなどはRPGのラスボス場面でしか見ない私であるが、それがアクティブ騒音制御法に応用できるかもしれないと読