度を超した危険な脆弱性には名前が付けられる。ある脆弱性に「Heartbleed」という名前が付けられ、ブランド化された結果、セキュリティについて語る方法に変革がもたらされた。しかしロゴまで用意するというのは不謹慎なのではないだろうか?それともこれは情報セキュリティの進化なのだろうか? 連続銀行強盗など、あまりにも多くの悪事を重ねた犯罪者には別途名前が付けられる場合がしばしばある。歴史をひも解いてみても、連続殺人犯が凶行に及んだ場所(例えば「ハイキング道の殺人者」を意味する「The Trailside Killer」)や、ギャングの特徴(例えば「ベビーフェイス・ネルソン」こと「"Baby Face" Nelson」)などから固有の識別名が与えられている。致命的な脆弱性やゼロデイ攻撃も同じというわけだ。 iSIGHT Partners(同社は、「Microsoft Windows」に対するゼロ