私、餡子のためなら逆立ちだってしますよ。 こじらせている。 食べたいと思ったら食べたいのである。 ここが北カリフォルニアの片田舎であろうと、私があんみつが食べたいと思えば、あんみつは今すぐ作って食べなくてはいけないものになる。食いしん坊の思考は凄まじい。 子供が観ていたアニメで、赤ちゃんが空の…
「残業代が出ないなら、ボーナスを貰える会社に移ればいいのに」 と言ったら、現代のマリー・アントワネットだろうか。 しかし、労働者の労働に正当な対価が払われないとしたら、可能性は二つ。 労働者の生み出す価値が搾取されている 労働者の労働が価値を生み出してない マルクス・レーニンの時代には、主な問題は1だったけど、生産手段が安価になった今は2の方が問題だ。そして、2の原因は二つ。 労働が価値を生まないのは労働者が無能であるから 労働が価値を生まないのは経営者が無能であるから 個別には労働者が無能だから価値が生まれないケースもあるだろうが、日本全体の問題として考えるなら、大きな要因は2である。「国際競争力の強化」とか言うけど、その言い訳がそのまま事情を暴露している。学ぶ機会や情報の少ない発展途上国の労働力より、はるかに優秀な労働力を大量に与えられていて、それに見当った価値を生み出す場を創り出せな
2006年11月19日10:00 カテゴリMoney シートベルトのない車に乗る権利があるのは誰か? この論理を見ていつも思うのは、「それでは、シートベルトのない車を買った人は、事故にあったらいくらかかるか買う時点において知っているのだろうか」、ということ。 Free to Choose Rose & Milton Friedman H-Yamaguchi.net: 人はシートベルトのない車に乗る権利がある人はシートベルトのない車に乗る権利がある、というようなことを言った人がいる。シートベルトのない車は、シートベルトのある車と比べて安全ではないだろうが、価格は安いだろう。消費者は、どちらがいいか、考えて決めればいい。それは選択の自由だ、と。結局のところ、我々が「選択の自由」(Freedom to Choose)を行使しきれないのは、「結果の値段」(Price of Consequence)
2006年10月26日11:20 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 統計数字を疑う 門倉貴史は「404 Blog Not Found:犯罪経済学が欲しい」で以前紹介とおり、地下経済とBRICs経済という、他の経済学者があまり手を出してこなかった分野のパイオニアだ。後者はとにかく、前者に関しては未だに彼以外の研究者が少なそうで残念である。 統計数字を疑う 門倉貴史 そんな門倉氏がなぜ孤軍奮闘できるのか?秘密は本書にある。 「統計を疑え」という言葉は耳にたこが出来るほど聞く。しかし具体的にどんな統計をどうやって疑い、どうやって有意の情報を引き出すのかをきちんと解説した本は、統計の参考書ですら少ない。本書はまさに砂漠の慈雨である。強いて類書を探すと反社会学講座ということになるが、こちらはすでに疑い方を知っている人向けで一段高度。反社会学講座をよんでイマイチピンと来なかった人は、本書からはじめる
▼ 自分もそうなって分かったが、ひっきりなしにメモする人と言うのは、あれはアイデアを忘れないためにやっているのではなく、アイデアを頭の中から追い出してそれを気にしない為にやっている。つまり忘れるためにやっているのだなあ。 ▼ 冥王星が惑星から外されるという話について、 私が知っている2,3の学会と同じとすれば、天文学会には他人に何かを強制する権力はない。学者が普段の執筆で学会に拘束されることもない。せいぜい学会の公式文書はそれに従うという程度だろう。 学会には普通は教科書の書き直しなどを強制する権利はないし、どっかの国が「我が国では公教育では冥王星は惑星に入れときます」とかやってもいっこうにかまわないはず。 ところが、世間の反応はそんな風ではなかった。強制力がないのに周りが権力があると思い込む事によって実際に権力が発生することが有るとは理解していたけど、実例を見たのは初めてだ。
ハイブリッド車を含めた低燃費車の開発では日本に大幅な遅れを取っていたアメリカだが、ここ数ヶ月の石油の値上がりを受け、ついに眠れる巨人が立ち上がる時がやってきたようだ。しかし、それは「GMがトヨタに対抗して独自のハイブリッド車を開発する」だとか、「政府が電気自動車の普及のために助成金を出す」などと言った中途半端なものではない。 答えはいかにも『キャピタリズムの聖地アメリカ』らしく、「代替燃料ビジネスに対するベンチャー投資」である。VC(ベンチャー向けの投資会社)の動きに敏感な知り合いから仕入れた情報だが、ガソリンの小売価格が1ガロン3ドルを超えたのを受け、VCのお金がついに大きく動き始めたらしい。特に注目を集めているのがバイオディーゼル(biodiesel)らしく、彼の知り合いにも一人IT企業を辞めてバイオディーゼルのベンチャーを立ち上げた人がいるそうだ。 その起業家は、遺伝子工学の最先端の
なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす スポンサード リンク ・なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす BMWで100円ショップへ行くような新しいタイプの流行消費スタイルについての本 高くても買う場合と安いものを買う場合を、消費者は賢く使い分けるようになった。ちょっと贅沢するためにきりつめるところはきりつめる。平均的な消費者はいなくなり、消費の二極分化が進んでいる。 この本のテーマである、「一般の消費者でもちょっと背伸びをすれば買える贅沢品」=ニューラグジュアリーの市場は日本でも好調である。先日、名刺交換した社長はWebでロレックスを販売しているそうだが、不況下でも飛ぶように売れると言っていた。 この新しい消費は従来のハイエンド、高額商品、ラグジュアリ市場のそれとは異なる。 ニューラグジュアリには、 ・手の届く超高級品
あなたの会社は大丈夫? 「あ〜ぁ。明日も仕事か……。会社、なくなればいいのに……」 と、日々の仕事に忙殺され、グチっているあなたにひとつ確認したい。 あなたの会社は、明日、ちゃんと存在しているのか? もちろん、思いも寄らぬ災害に遭わない限り、一瞬にして“会社”がなくなることはまずない。自分のデスクもパソコンも、毎日「そこ」にある。しかし、“会社はそこにあっても、実体はそこにない”場合もあることを知ってほしい。つまり、一夜のうちに、会社が倒産してしまう可能性もあるということだ。 「会社はいつもそこにある」が間違いのもと 「なぁ〜に言ってんの、うちの会社がなくなるワケないじゃん。毎日、売上げもあるし。」 と、のん気な幻想にとらわれて、倒産に至るまで社員は全く気がつかない、というケース。実は珍しくない。なかには、「自分の会社が倒産したことをテレビで知った」なんてこともあり得る。事実、
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