ユーザが最初のクリックで、サイト内の正しいセクションを開くことができたのは、全 56 回中 25 回、たったの 45 %だけだった。(タスク自体の成功率は、ユーザが間違えたことに途中で気付いて、正しいセクションを見つけることができた場合もあったため、これよりも高かった。) 今回は、頻繁に起きているナビゲーションの間違いを見つけることによって、ユーザテストで情報アーキテクチャの問題を見つけることができた。もし前もって情報アーキテクチャに問題があることが判っていて、それに絞り込んで調べたいならば、 カードソーティングを使うとよい。そういった場合を除いては、前提や仮説を作らずに、スタンダードなユーザテストで全てのデザイン要素をテストしたほうがよいだろう。例えば今回のユーザテストの場合、言葉遣い、視覚デザイン、フォーム、エラーメッセージ、サービスなど、情報アーキテクチャ以外の部分でも理解しにくい要