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ブックマーク / mojix.org (14)

  • 「ユニークな能力」 と 「スタンダードな能力」 - モジログ

    さまざまな憂とわたし - 市場価値と仕事能力 http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20051217/value <たぶんスキルとか資格よりも、偶有的な自分の軌跡そのものに対してもっと興味を持つとか、実はそれが自分にとって一番大きな投資なんだ、という認識を持ったほうがいいように思う>。 <資格とかスキルって、結局のところ自分を代替可能な何かに位置づけることであって、確かにジョブ・ポータビリティは高まるけれども、自分自身で付加価値をデザインすることは難しいのである>。 まったく同感。 ここで言われている2つのタイプの能力を、私は 1) 「ユニークな能力」 2) 「スタンダードな能力」 と呼ぶことにしたい。 そしてこの話は、「なまえとタイトル」の議論に驚くほど重なってくる。 ■ 「ユニークな能力」は、「固有名詞」 1)の「ユニークな能力」とは、その能力を持った人に強く

  • プッシュ・メディアとプル・メディア - モジログ

    梅田イベントの第一部、「これからのメディアについて」に触発されて考えたことを書いてみます。 実際に話された議論の内容については、ログを参照してください。 以下は、単に私が考えたことに過ぎません。 --- 「マスメディア vs ネット」という図式は、「旧世代 vs 新世代」みたいな要素や、「上流 vs 下流」(あるいはその反対)、リテラシーの格差といった要素も含んでいるが、「プッシュ・メディア vs プル・メディア」という軸で考える必要もあると思う。 ここで「プッシュ・メディア」「プル・メディア」という語は、以下のような意味で用いている。 プッシュ・メディア メディアは情報を流し、わたしたちは受動的に情報をうけとる。わたしたちは情報を浴びる。 プル・メディア メディアが待っていて、わたしたちは能動的に情報をとりにいく。わたしたちは情報の選択を続ける。 こう書くと、なんだかプッシュ・メディア

    delta81
    delta81 2006/03/18
     「ネットが真にテレビと戦うには、プッシュ・メディアを作り、このインターフェイスの問題を解決しなければ、土俵にすら立てないと思う。」
  • テクノロジー、ビジネスモデル、社風 - モジログ

    梅田ブログや梅田グーグルの記述が多いことは誰でも気がつくが、梅田氏がなぜグーグルをそれほど「買う」のかは、テクノロジーではなくビジネスの視点に立たないと、なかなかわからないのではないか。 グーグルがまぎれもなく「テクノロジー・カンパニー」であるのは確かだが、グーグルが「テクノロジー」だけでは成立しないのも確かだと思う。私もグーグルにとても興味があるが、それはテクノロジーの側面だけでなく、ビジネスの側面からも見ても面白いからだ。グーグルが新しいサービスを出すたびに、私はいつもビジネスモデルの側面を考え、いつも感心させられる。 テクノロジーを持つ会社はこれまでもたくさんあったし、いまでもたくさんあるのに、グーグルみたいな会社がこれまで存在しなかったのはなぜか。梅田氏がグーグルにこだわるのも、きっとそこだと思う。 これはチープ革命とかWeb 2.0といった時代状況が見方した側面もあると思うが

  • 日本のカフェ・カルチャーは新しい「国風文化」 - モジログ

    最近、若者が日文化に対して興味を持ってきた、という話をよく聞く。 いわゆる「カフェ」カルチャーなどでも、「和」の要素を採り入れることはすでに当たり前になっている。 欧米っぽい趣味よりもむしろ、いまや「和」のほうが新しい感じがするくらいだ。 「カフェ」は、高い文化意識を具現化する空間だ。 そこはもはや、ただ飲んだり、休むための場所ではない。 雑誌のカフェ紹介などでは、「くつろぐ」「まったり」といった決まり文句がいつも出てくるが、 実際は、あらゆる細部への「こだわり」が凝縮した、どちらかといえばテンションの高い空間だ。 カフェが提供するものは、メニューにのっているドリンクやフードだけではない。 内装や家具、器など、あらゆるものが、その店の美意識を表現している。 カフェはまさに、街に散らばった、現代の「茶室」だ。 カフェを訪れる人は、その高度に精神的な「こだわり空間」に入り込むのだ。 「カフ

    delta81
    delta81 2006/03/18
     「カフェはまさに、街に散らばった、現代の「茶室」だ。カフェを訪れる人は、その高度に精神的な「こだわり空間」に入り込むのだ。」名文やなぁ
  • 欧米コンプレックスの消滅 - モジログ

    最初に大リーグに入った日人は、野茂だったろうか? 私は野球オンチなので覚えていないが、それがどえらい快挙だったという「感触」は覚えている。 アメリカのメディアに吹き荒れた「NOMO旋風」は、日人がそれまで見たことがない「何か」だったように思う。 それ以降、野球でも、サッカーでも、有能な選手がポンポン海外流出して、それはもう「あたり前」になった感じだ。 それはもはやスポーツに限らず、いろいろな分野で、日人の世界的活躍を見かける。 私が見かける範囲だけでもそうなのだから、おそらく日はさまざまな分野で、世界レベルに達していることだろう。 日が以前から進んでいるマンガやアニメ、ゲームなどはもちろんだが、スポーツ以外にも、ファッション映画、建築、音楽など、かつては欧米が強かったさまざまな分野でも、日は世界レベルで認められるようになってきた感じがする。 その自信により、かつては確実にあっ

    delta81
    delta81 2006/03/18
     「欧米にあこがれ、マネをする段階は終わり、日本は「自分自身を超える」段階に入ったのだと思う。」
  • 大藤幹 『世界の「最先端」事例に学ぶ CSSプロフェッショナル・スタイル』 - モジログ

    MYCOM BOOKS - 大藤幹 『世界の「最先端」事例に学ぶ CSSプロフェッショナル・スタイル』 http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1907-0/4-8399-1907-0.shtml 『Web Designing』誌に連載されている、大藤幹氏のCSS記事をまとめた。 これは早くになってほしいと以前から思っていたが、になってみれば、連載に加えて特集記事などのオマケもついて、予想以上に充実した素晴らしい内容になっている。 この連載(書)がいいのは、CSSの文法を教科書的に解説するのではなく、CSS界で名高いトップデザイナーが作ったサイトを題材に、そのCSSコードを実際に解析して、詳しく解説している点だ。 プログラミングでも、語学でもそうだが、文法を解説することが主眼の教科書は、「This is a pen」式の味気ない例文で学ばされることが

  • すべての言葉は一人歩きする - モジログ

    意見が合わないように見えるとき、実は意見が合っていないのではなく、 単に言葉の使い方がい違っている、というケースは少なくない。 言葉は、それによって意思を伝えられるがゆえに用いられるが、 にもかかわらず、言葉はすべての人にとって厳密に同じものを意味してはいない。 言葉を使うとき、誰でも「自分の意味で」使う。 そしてその言葉を受け取る人もまた、「自分の意味で」受け取る。 つまり、自分がある意味を込めて放った言葉は、多かれ少なかれ、別の意味で解釈されるのだ。 こうして、すべての言葉は一人歩きする。 客観的に共有可能なのは「言葉そのもの」だけで、 そこに込められた意味のほうは、完全に客観的には共有できない。 言葉そのものは記号という客観物に定着しているが、 そこに込められた意味、そしてそれを解釈した意味は、 各人の心象内に漂っているだけで、それを直接検証する方法がない。 心象内のイメージがいっ

  • Tim Bray 「もうXML言語を開発するな」 と、それに対するUche Ogbujiの反応 - モジログ

    少し前に一部で話題になっていた、Tim Brayのこのエントリ。 ongoing - Don’t Invent XML Languages http://www.tbray.org/ongoing/When/200x/2006/01/08/No-New-XML-Languages これについて何か書きたいな…と少し思っていたのだが、これを先日コメントをいただいたSatoshi Tanabeさんが、なんと全文、日語に訳してくださっているのを見つけた。 satolog - もう XML 言語を開発するな http://po3a.blogspot.com/2006/01/xml.html <XML の X は「拡張可能(Extensible)」という意味だ。自分の問題に応じて自分の XML 言語を開発できることをウリにしている。でも、僕は過去 2 、3 年の経験から、そうすべきではないことを悟

    delta81
    delta81 2006/02/01
  • すべてが手軽になってしまうと、何かが失われるような気もする - モジログ

    ネットの出現により、ありとあらゆる情報が、すぐに手に入るようになった。 いまは海外の現地ニュースなども、ネットで、それもたいてい無料で、いくらでも読める。 こんなことは、ネット以前にはまったく考えられなかった。 ミュージシャンのディスコグラフィー、映画監督のフィルモグラフィー、作家の著作リストなど、なんでも手に入る。 こういうものを調べるのは、ネットがない頃はじつに苦労したものだ。 このように、なんでも即座に手に入るようになったのは素晴らしいのだが、 その一方で、こんなふうにすべてが手軽になってしまうと、何かが失われるような気もするのだ。 この「感じ」は何なんだろう。 ネットがなかった頃は、情報はこれほどかんたんには手に入らなかったので、 自分の知らない情報への「あこがれ」が大きかった気がする。 ちょっとした情報でも、それを手に入れるまで、さんざん苦労するのだ。 それゆえに、それを入手した

  • パーソナルネット - モジログ

    会社用に「イントラネット」があるのだから、 自分用に「パーソナルネット」があってもいいのではないだろうか。 Ajax以降、従来のデスクトップアプリをWebアプリで実現するという流れが強まっているが、 自分のデータをネット上に流すのは、セキュリティ的にも、パフォーマンス的にも、何か違うという気がする。 「自分のデータ」は、やはり自分の手元にあるのが自然だ。 パーソナルネットは、いわばパーソナルコンピュータの役割を、ネットワークにしたものだ。 ネット上でサービスとして公開されているWebアプリと同じものを、 自分のネットワーク上に、自分専用に置く。 ブログやWiki、ブックマークシステムなどのWebアプリを、すべて自分用として使うのだ。 その中のコンテンツから、公開したいものを選んで、公開用システムにもパブリッシングできるような感じ。 ワープロやブックマークなどがWebアプリ化する流れは、これ

  • ジョン・ユデルによる 「スクリーンキャスト」 の紹介記事 - モジログ

    Jon Udell (ジョン・ユデル)が、「screencast (スクリーンキャスト)」の紹介記事を書いている。 O'Reilly: What Is Screencasting http://digitalmedia.oreilly.com/pub/a/oreilly/digitalmedia/2005/11/16/what-is-screencasting.html 「スクリーンキャスト」とは、PC上でのブラウザやソフトウェアの操作などを動画で記録したもののこと。 「ポッドキャスト」にインスパイアされて生まれた造語。 以下、その3ページにわたる充実した記事の冒頭部分を訳してみました。 --- スクリーンキャスティングとは何か ジョン・ユデル 11/16/2005 スクリーンキャスティング スクリーンキャストとは、ある種のデジタルムービーのことだ。そこでは、舞台の一部または全体がコンピュ

    delta81
    delta81 2005/11/19
    「ビジョナリー(Visionary)(予言者、未来が見えている人)」かぁ・・・
  • トム・ピーターズの超ポップなプレゼン資料 - モジログ

    トム・ピーターズがHarris Nesbittという企業に対しておこなったプレゼンの資料が公開されている。 tompeters! - Event Slides: Chicago http://www.tompeters.com/entries.php?note=008330.php 資料「Tom Peters' Re-imagine 2005: Innovate! or Die!」(.ppt) http://www.tompeters.com/slides/uploaded/HarrisNesbitt110705.ppt トム・ピーターズはその楽しいクレイジーぶりで人気のあるビジネス・コンサルタントで、ポーターやクリステンセンなどと並んでもっとも影響力のある「ビジネス・グル(首領)」の1人。 彼の『ブランド人になれ!』(原題『Brand You』)というは、私にとってバイブルとも言える1

  • Zopeジャンキー日記 :日本のネットベンチャーが技術革新よりも 「ネット財閥」 をめざす理由

    アマゾンでを売る - アマゾン・ドット・コムCEOジェフ・ベゾスのインタビュー http://bookseller.seesaa.net/article/8727868.htmlグーグルやアマゾンを見ていると、最先端のプログラムを駆使しながら、さらにその上を目指していこうとする技術志向とビジネスが結びついていて、それが未来を切り開いていくようなワクワク感を覚える。 それに比べて日IT系と言われる企業は、楽天にしてもライブドアにしても、技術の先端で未来を開くというより、企業買収によってビジネス規模を拡大していく手法だ。 その原型はソフトバンクの孫正義氏のやり方にあるのではないかと思う>。 これを読んで、「アップル、グーグルは未来をつくっている テレビ局なんか買っている場合じゃない」で書いたのと同じことを感じている人がここにもいた、と思うと同時に、そうか、原型はソフトバンクだったんだ

  • Zopeジャンキー日記 :Webのターニング・ポイントをとらえた重要文献、ティム・オライリーの 「Web 2.0とは何か」

    「Web 2.0とは何か?」という議論がバズ(Buzz)的にひろがっているのを受けて(例)、言いだしっぺの家、ティム・オライリーによる論文「Web 2.0とは何か」が出た。 O'Reilly : What Is Web 2.0 http://www.oreillynet.com/pub/a/oreilly/tim/news/2005/09/30/what-is-web-20.html 副題は 「Design Patterns and Business Models for the Next Generation of Software」 (次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル) というもので、5ページにわたるきわめて充実した内容。 わかりやすい具体例と全体構成、結論部分のみ、とりあえずピックアップしてみた。 --------------------------------

    delta81
    delta81 2005/10/04
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